乾燥による顔や体の皮むけを防ぐためには、保護と補充がポイント
顔や体を乾燥から守るためには、まず肌をしっかりと保護することが大切です。乾燥肌の時には、身に着ける衣類も出来るだけ天然素材のものを使用するのがおすすめですよ。チクチクしやすいニットなども出来れば控えた方がいいでしょう。
また、かゆいからといって掻きむしるのは厳禁です。酷いかゆみは即効性のあるかゆみ止めを塗ったり、患部を冷やしたりして抑えるのがポイントです。
普段のスキンケアで肌に足りない水分を補ってあげることも大切です。スキンケア以外にも飲食から体内に水分を取り込んでいくことも大切ですよ。特に冬場はついつい水分補給がおろそかになってしまいがちなので、意識して水を飲むようにしましょう。
体を温めると血液が全身にくまなく行き届くようになるため、肌作りに必要な栄養素をしっかり活用させることが出来ます。温かい飲み物を飲んだり、マッサージ、足湯などもおすすめです。
足湯の際重曹を入れたお湯に足を入れておくと、古い角質が剥がれやすくなり、保湿剤が浸透しやすくなります。踵のひび割れでお悩みの方は足湯にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
頭皮がかゆい!皮むけや湿疹が出る!
頭皮が乾燥すると、皮むけによってフケが発生してしまいます。見た目も不衛生な印象を与えてしまうので気になりますよね。
また頭皮がかゆいと気になって物事に集中できなくなります。
かゆいからといって掻いてしまうと更に痒みを助長させてしまいますので注意しましょう。
ではどうして頭皮が乾燥するのでしょうか。頭皮が乾燥する原因には色々なものがあります。
シャンプーが肌質に合っていない
洗浄力の強いシャンプーは肌への刺激も強いものです。フケが気になる時は、低刺激性のものに変えるなどの工夫が必要です。
またシャンプーのすすぎ残しも原因の一つです。毛穴に詰まって頭髪の生育を妨げることにもなりますので、すすぎ残しがないように丁寧にすすぐようにしましょう。
シャワーが熱すぎる
シャワーの温度が高すぎるのも頭皮を乾燥させる原因の一つです。お湯の温度が高いと、潤いに必要な油分まで失われてしまいます。
すすぎの時は、ややぬるめの温度を心がけましょう。
ドライヤーの使いすぎ
ドライヤーの使い方も注意が必要です。至近距離で熱を当てたり、長時間使い続けたりしていませんか?
頭皮だけでなく髪の潤いも失われてしまいますので、ドライヤーは30㎝は離して使用するようにしましょう。
ドライヤーの前に専用の保湿ローションなどを使用するとおすすめですよ。
ブラッシングが強すぎる
髪を梳かす際、ブラッシングの回数が多すぎるのも皮むけの原因の一つです。
ブラッシングは頭皮を削らないように注意が必要です。ブラシの先端が丸くなっているものを使用するのもおすすめですよ。
栄養不足や病気が原因かも?
食生活が乱れると栄養不足に陥り、肌が乾燥しやすくなります。
また、病気が原因で頭皮が乾燥している可能性もあります。
頭皮の乾燥があらわれる病気には、脂漏性皮膚炎、尋常性乾癬、頭部白癬などがあります。いくら頭皮ケアをしても改善されない場合は、これらの病気を疑ってみる必要があります。
早めに皮膚科に相談し、適切な処置を受けるようにしましょう。
シャンプー前の一工夫で皮むけ対策
シャンプーの前にオリーブオイルやホホバオイルなどを使って、軽く頭皮をマッサージしておくと余分な皮脂を洗い流すことが出来ますし、適度に潤いを与えることも出来ます。
優しく頭皮を揉むようにマッサージすると血行も良くなりますよ。
マッサージ後はシャンプーで丁寧にオイルを洗い流しましょう。