下腹の脂肪を摘んでは「もう歳だからしょうがない」「子どもを産んだのだから立派な勲章!」なんて開き直っている方も少なくないようですが、実はこの下腹の贅肉、正しいケアで年齢に関わらずすっきり落とすことができるのです。
しかも激しい運動ではなく、日頃の呼吸法や簡単なヨガでしっかりとした「くびれ」まで作ることができるので、ぜひこの記事を読んでお試しくださいね。
下腹に贅肉がつく原因は大きく3つ
下腹の贅肉を「ラブ・ハンドル」なんてロマンティックな呼び名をつけて、諦めるはまだ早いですよ。
腕や脚はほっそりしていても下腹にばかりお肉がつくのは年齢の問題なのでしょうか?違います。
実は、下腹にお肉がつく理由は
- 姿勢の悪さ
- お腹のインナーマッスルの不活性
- 砂糖や小麦製品の摂りすぎ
これら3つの原因が考えられます。
下腹の贅肉は姿勢の悪さの警告!
そもそも姿勢が良い人は、体重に関係なく下腹に掴めるような肉はつきません。
下腹にお肉がついていると感じているのであれば、今あなたの「おへそ」はどんな形をしていますか?
おへそが横長に潰れているようであれば、間違いなく姿勢が悪く、下腹に贅肉がついているはずです。
逆に、おへそが綺麗な円か縦長の形をしていれば、姿勢もよく、下腹のお肉など気にならないはずです。
姿勢が悪いとそれだけでお腹は潰れ、本来ならくびれができる肋骨と骨盤の間のスペースも小さくなってしまいます。
そうなると、くびれのできる空間がなくなるだけでなく、潰されているエリア(内臓含む)の動きや血流、代謝も悪くなり、その下にある内臓(腸など)も当然動きが不活性になり、どんどん贅肉がついてしまうのです。
下腹の贅肉は、姿勢が良ければつかない!
下腹の贅肉は姿勢の悪さの警告!これだけは頭に入れておきましょう。
お腹のインナーマッスルの不活性
これは上述した姿勢の悪さと繋がる話ですが、姿勢が悪いとお腹の奥にあるインナーマッスルはほぼ使われていない状態になります。
そうなると、お腹周りに脂肪がつくだけでなく、排便の力も弱くなるので便秘も起こりやすくなります。
また、お腹のインナーマッスルは姿勢筋と言い換えられるほど、姿勢を維持するのに欠かせない筋肉です。
姿勢を正しくしてもすぐに猫背に戻ってしまう、すぐに疲れてしまうということであれば、明らかにインナーマッスルが働いていません。
お腹のインナーマッスルは腹筋運動などしなくても、日頃から「正しい姿勢を維持しておくこと」と「腹式呼吸をすること」で自然についていきますので、姿勢と深い呼吸を意識してみてください。
砂糖や小麦の摂りすぎ
姿勢も正しく、呼吸も意識しているのに、加齢と共にどうも下腹に贅肉がついてきたという方は、食事を見直すサインです。
砂糖や小麦は血糖値を急激に上昇させますが、これによって内臓脂肪が付きやすくなります。
内臓脂肪の蓄積は大腸や小腸にも起こるので、あまりに下腹だけ贅肉が取れない場合は、食事の見直しを行うのが最適です。
砂糖を経つシュガーフリーや、小麦を断つグルテンフリーで下腹の贅肉がごっそり落ちるケースは多いですが、問題はこの食生活を長期間続けるのはやはりなかなか難しいことです。
ですので、まずは量を減らす、あるいは 1日3食のうち1食をシュガーフリーやグリテンフリーにするなどのゆるい調整を取り入れることをおすすめします。