ナチュラルフード・コーディネーターの茂木奈央美です。寒い日は、やっぱり体の温まる煮込み料理が食べたくなりますね!今回は、野菜がたっぷり食べられるポトフのご紹介です。単調な味になりがちなポトフを、カレー風味で濃厚に!チーズとにんにくを加えてコクもプラス!しかも、ほろっと野菜が崩れるポトフを炊飯器で作ります。

 

このレシピを試すのにかかる時間

約10分(炊く時間は含まない)

 

ポトフはどこの料理?スープと具は別盛り!?

好きな野菜とお肉の塊を煮込むだけで、簡単に美味しく食べられるポトフは、冬の定番。ヘルシーで野菜の栄養も取れるので、特に女子には人気ですね。

でも一体、どこの料理なのでしょう?

答えは、フランス。家庭で味わう「おふくろの味」なのです。

日本では、少し深いお皿にじっくり煮た具とスープを一緒に盛ります。大きな具がたくさん入ったスープといったところです。

しかし、本場では具を平たいお皿に、スープはスープ皿に盛ることが多いです。お皿の具を食べるときには、様々なソースや調味料が用意されています。

例えば、マスタードやにんにくの効いたマヨネーズ、サワークリーム、ペッパーや塩など。調味料を付けながら食べるのが一般的で、スープは別で頂きます。

残ったスープは煮詰めてブイヨンやフォンドボーといった、フランス料理には欠かせないソースのベースを作ることも。

日本とは、大きな違いがありますが、決まりがないのが良いところ。冷蔵庫にある野菜やお肉を自由に使って、自由にアレンジしたポトフを楽しみたいですね。

この記事では、飽きずに最後まで食べられるようトマトペーストやカマンベールチーズを使い、カレー風味に仕上げます。

炊飯器で作る、旨こくチーズカレーポトフのレシピ

材料(2~3人分)

  • ロングソーセージ…4本(140~150gまたはお好みのソーセージ類)
    ・キャベツ…1/4個
    ・かぼちゃ…100~110g
    ・にんじん…6~7cm(80~90g)
    ・じゃがいも…小2個(170~180g)
    ・カリフラワー…小房5~6個(100~110gまたはロマネスコなど)
    ・小蕪…1個
    ・にんにく…2かけ

A)顆粒コンソメ…大さじ1と1/2
A)カレーパウダー…小さじ2~3
A)トマトペースト…大さじ1
A)ローリエ…1枚
A)水…4カップ

カマンベールチーズ…1/2個またはお好み量
オリーブオイル…適量
刻みパセリ…適量

下準備

  • キャベツは、芯を残し、縦2等分のくし切りにする。
    ・かぼちゃは、ところどころ皮をむいて、3~4等分に切る。
    ・にんじんは、1~2cmの厚さの輪切りにする。
    ・じゃがいもは、半分に切る。
    ・小蕪は、6等分のくし切りにする。
    ・にんにくは、縦半分に切り、芽を取り除いたら、包丁の腹で潰す。

作り方

① 炊飯器に、すべての・印の野菜とソーセージを敷き詰めるように入れる。

② Aの調味料を準備し、①に加える。ローリエは、ふたつに折るかちぎって入れる。

➂ 上からAの水を注ぎ入れたら、炊飯器の窯を左右に数回傾けて、調味料が水に浸るようにする。(調味料にめがけて、水を注ぐと、下に落ちて水に溶けやすくなります。)

④ 炊飯器にセットし、普通炊きのスイッチを入れる。