【妊娠27週目のママの様子⑨】むくみが…

妊娠中というのは、体のむくみに悩むママが少なくありません。

妊娠中の体というのは、水分を溜め込みやすくなるので、血圧に問題がなかったり、妊娠高血圧症候群と診断されていなければ、特に問題はないのですが、足がパンパンにむくんで張ってしまうと、辛すぎるというママも多いものです。

ぬるめのお風呂にゆっくりと入って全身の血行を良くしたり、着圧ソックスを着けるなどして、少しでも辛い症状を軽減させるように工夫してみましょう。

妊娠27週目のママが注意した方がいいことは?

妊娠27週目の頃というのは、比較的体調は安定している時期ですが、それでもいろいろな症状が出やすいことがわかりましたね。

そんな、妊娠27週目の頃に、気を付けたほうがいいことにはどのようなことがあるのでしょうか。

【妊娠27週目のママへ①】体重管理はしっかりと!

もうすでにしっかりと体重管理を頑張っているママも多いことでしょうが、引き続き妊娠27週目でも体重管理はしっかりと行っていきましょう。

この時期の平均的な体重の増加量は1週間当たり300gから500gとなっていますが、何を食べても美味しく感じるこの妊娠27週目の頃というのは、1週間に1kgを超えるペースで体重が増えてしまうママも少なくありません。

平均的な赤ちゃんの成長を見ても、赤ちゃんが急激に大きくなるので、ママのお腹もどんどんと大きくなる上に、これからますますママの体も体脂肪を蓄えていくので、カロリー制限をしていても体重が増えやすくなります。

食事制限で体重コントロールが間に合わないようなら、ウォーキングなどの有酸素運動をすることで、脂肪を消化して体重のコントロールに努めましょう。

一方で、産後の体型の戻りを気にし過ぎて、体重コントロールを厳密に過ぎてしまう人も少なくありません。この時期には最低1週間に300g以上の体重増加は必要になります。この平均から少しでも下回るようだと、赤ちゃんが発育障害を起こして、発達障害や知的障害の原因ともなる低体重児になってしまう可能性があります。

赤ちゃんの成長も、ママの体重増加も、母子手帳にある平均的な発達曲線の中に納まるように体重コントロールを行いましょう。

【妊娠27週目のママへ②】膣炎に要注意!

妊娠中は、ホルモンバランスの変化により、免疫力が低下するために、膣炎になりやすいママが増えてきます。

細菌性膣炎も、カンジタ膣炎も、炎症が広がると子宮の方まで行ってしまうこともありますし、出産の際に産道感染すると、赤ちゃんに悪影響が及ぶこともあります。

妊婦健診のときに相談すると、治療薬を処方してもらえるので、出産までには完治させるようにしましょう。

【妊娠27週目のママへ③】歯科治療は今のうちに!

虫歯や、歯肉炎、歯周病など、歯のトラブルを持っている人は、この時期に治療を終わらせてしまうようにしましょう。

出産後では、赤ちゃんのお世話でなかなか外出することが出来なくなりますし、妊娠後期ではお腹が大きくなって、歯科医院の治療用の椅子に長時間座っていることが難しくなっていきます。

まだ、今のお腹の大きさなら、大丈夫なので、今のうちにしっかりと治療を終わらせてしまいましょう!

【妊娠27週目のママへ④】感染症には要注意!

この時期には、感染症にも注意をしましょう。

インフルエンザや感染性胃腸炎などに感染してしまうと、妊娠中は治療薬も限られてしまう上に、赤ちゃんに栄養が必要な時期に食べられなくなってしまうと発育不全を起こしてしまう可能性が高くなります。

特に冬の時期には、外出時にはマスクをしたり、帰宅時のうがい手洗いを徹底するなどして、感染症に感染しないように気を付けましょう。