ポルトガルは魚介を使った料理が多く、日本人にとって違和感のないテイストです。そのため家庭でも再現しやすく、手軽にポルトガル気分を味わうことができます。今回はイワシを塩焼きにしたポルトガルの定番料理、サルディーニャス・アサーダスの作り方をご紹介します。

シーフードが豊富なポルトガル

写真:まきまき

ポルトガルはヨーロッパの中でもシーフードが豊富な国で、スーパーマーケットではたくさんの魚介が売られています。特に日本人に馴染みのある「イワシ」はポルトガルでも好んで食べられていて、ギフトショップにはそれを象徴するかのように、イワシをモチーフにした多くの雑貨が並んでいます。

イワシを使ったポルトガルの代表料理:サルディーニャス・アサーダス

写真:まきまき

ポルトガルの代表料理であるサルディーニャス・アサーダスは、イワシを塩焼きにしたシンプルな料理です。西洋料理と聞くとなんだか難しそうですが、こちらは焼くだけなので手軽にチャレンジできるでしょう。

ポイントは焼いたイワシにオリーブオイルをかけること。サイドメニューとしては、ポテトが添えられることが多いです。美味しそうなイワシが手に入ったときに、カンタンに作れるサルディーニャス・アサーダスに挑戦してみてはいかがでしょうか。

サルディーニャス・アサーダスの作り方

1.材料を揃える(2人分)

写真:まきまき
  • イワシ4匹くらい
  • じゃがいも2個
  • レモン4分の1
  • オリーブオイル
  • ニンニクひとかけ

イワシは大きさによって2、3匹が目安ですが、食べたい数だけ用意すれば大丈夫です。小ぶりのものよりも大きめの方が調理しやすいと思います。今回はじゃがいもを粉ふきいもにしましたが、お好みに合わせてフライドポテトやベイクドポテトにしてもいいでしょう。

2.イワシに塩をふってグリルで焼く

写真:まきまき

イワシのワタを取りのぞき、流水でお腹の中を洗います。そしてイワシ全体に塩をまぶしたらグリルで焼きます。ワタも食べたい場合は何もしなくていいですが、その際は中までしっかり火を通すことと、あまり焦がさないように気をつけましょう。

3.粉ふきいもを作る

写真:まきまき

イワシを焼いてる間に粉ふきいもを作ります。じゃがいもは適度な大きさに切り、しばらく茹でたら串をさして火が通っているかを確認します。茹であがったら塩こしょうで味付けをします。

4.ガーリックオイルを作る

写真:まきまき

オリーブオイルだけでも構いませんが、ガーリックオイルにするとより風味が出るので、お好みで試すといいでしょう。フライパンで熱したオリーブオイルの中に、スライスしたニンニクを入れて茶色くなればokです。

5.お皿に盛り付けをする

写真:まきまき

焼いたイワシをお皿に並べ、その上にガーリックオイルをかけます。そこに粉ふきいもとレモンを添えれば、サルディーニャス・アサーダスの出来上がりです。食材はすべて馴染みのあるものばかりですが、オリーブオイルを使うことによって普段のイワシがポルトガル風に変わります。ちょっとオシャレなひと皿の完成ですね。白ワインにもよく合いますよ。

ポルトガル人は小骨の多いイワシもナイフとフォークで食べるので、より雰囲気を出すために、こちらも試してみてはいかがでしょうか。ご自宅で是非、海外レシピを楽しんでみてください。

 

提供:トリップノート

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