足を横に大きく開く「女神のポーズ」。
日常生活ではなかなかこんな風に足を開くことはありませんよね。
今回は女神のポーズの効果ややり方、バリエーションをご紹介します。
女神のポーズとは?
「女神のポーズ」という名前にふさわしく、このポーズではさまざまな効果が期待できます。
カラダを美しくしてくれるポーズなので、ボディメイクにもぴったりです。
女神のポーズの主な3つの効果をご紹介します。
ヒップアップ
「女神のポーズ」でしっかりと足を横に開いて曲げるためには、お尻の筋肉を使うことが不可欠です。
このポーズでは、お尻の大部分を占める「大臀筋(だいでんきん)」を刺激することができます。
お尻をキュッと内に締めるので、お尻の筋肉を意識しやすく、鍛えやすいでしょう。
小尻を目指したい方や、ヒップアップを目指したい方にオススメです。
下半身強化
「女神のポーズ」は、ワイドスクワットと同様に、下半身の筋肉を鍛えることが可能です。
特に、太ももの内側の筋肉や腸腰筋を鍛える効果、さらにふくらはぎを鍛える効果も期待できます。
また、日常生活ではなかなか鍛えにくい、内ももにある内転筋を鍛えることができます。
内転筋は股関節の曲げ伸ばしを助けたり、足を閉じたりするのに使われる筋肉です。
内転筋が弱っていると足が外側に開きやすくなり、ヒザなどの関節に負担がかかるため、O脚やぽっこりお腹などの原因になってしまいます。
鍛えることで、引き締まった美脚を目指せます。
ダイエット効果
「女神のポーズ」には、ダイエット効果も期待できます。
このポーズでは鼠けい部を刺激して下半身の血流を改善、代謝をアップして痩せやすいカラダに導いてくれます。
さらに、「骨盤底筋群」という骨盤の底に位置する筋肉も引き締めるため、“ぽっこりお腹”の改善にも効果的です。
また、下半身の循環を良くしてくれるため、足がむくみがちな方にもオススメです。
女神のポーズの正しいやり方
それではさっそく、「女神のポーズ」に挑戦してみましょう。
- やり方
- 両足を大きく開いて立ち、つま先は斜め45度に開く。
- 息を吸いながら胸の前で合掌する。
- ゆっくりと息を吐きながら、ヒザを90度に曲げる。
- そのまま5〜8回呼吸する。
女神のポーズのバリエーションで足痩せ!
- やり方
- 両足を大きく開いて立ち、つま先は斜め45度に開く。
- 息を吸いながら胸の前で合掌する。
- ゆっくりと息を吐きながら、ヒザを90度に曲げる。
- そのまま息を吸いながらカカトを上げ、吐く息とともにそっと下ろす。
- 呼吸とともにカカトの上げ下げを3〜5回くり返す。
下半身の筋肉や体幹のほかに、バランス感覚も必要になるエクササイズです。
グラグラして不安な場合は、壁などに手を添えながら挑戦してみましょう。