足を横に大きく開く「女神のポーズ」。

日常生活ではなかなかこんな風に足を開くことはありませんよね。

今回は女神のポーズの効果ややり方、バリエーションをご紹介します。

女神のポーズとは?

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)
「女神のポーズ」は、勝利の女神のポーズとも呼ばれるヨガの基本のポーズのひとつ。 ですが、基本のポーズとは言え、正しく行うのは見た目以上に難しいポーズでもあります。 サンスクリット語では「Utkata Konasana(ウトゥカタコナーサナ)」と言います。 出産のための活力をつけるポーズとしても効果が高く、マタニティヨガにも使われることが多いです。 「女神のポーズ」は筋トレで行われる「ワイドスクワット」と同じ形をします。 足幅を広く立ち、股関節を大きく開きながらヒザを曲げるポーズです。 ## 女神のポーズの効果3つ!
『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

「女神のポーズ」という名前にふさわしく、このポーズではさまざまな効果が期待できます。

カラダを美しくしてくれるポーズなので、ボディメイクにもぴったりです。

女神のポーズの主な3つの効果をご紹介します。

ヒップアップ

「女神のポーズ」でしっかりと足を横に開いて曲げるためには、お尻の筋肉を使うことが不可欠です。

このポーズでは、お尻の大部分を占める「大臀筋(だいでんきん)」を刺激することができます。

お尻をキュッと内に締めるので、お尻の筋肉を意識しやすく、鍛えやすいでしょう。

小尻を目指したい方や、ヒップアップを目指したい方にオススメです。

下半身強化

「女神のポーズ」は、ワイドスクワットと同様に、下半身の筋肉を鍛えることが可能です。

特に、太ももの内側の筋肉や腸腰筋を鍛える効果、さらにふくらはぎを鍛える効果も期待できます。

また、日常生活ではなかなか鍛えにくい、内ももにある内転筋を鍛えることができます。

内転筋は股関節の曲げ伸ばしを助けたり、足を閉じたりするのに使われる筋肉です。

内転筋が弱っていると足が外側に開きやすくなり、ヒザなどの関節に負担がかかるため、O脚やぽっこりお腹などの原因になってしまいます。

鍛えることで、引き締まった美脚を目指せます。

ダイエット効果

「女神のポーズ」には、ダイエット効果も期待できます。

このポーズでは鼠けい部を刺激して下半身の血流を改善、代謝をアップして痩せやすいカラダに導いてくれます。

さらに、「骨盤底筋群」という骨盤の底に位置する筋肉も引き締めるため、“ぽっこりお腹”の改善にも効果的です。

また、下半身の循環を良くしてくれるため、足がむくみがちな方にもオススメです。

女神のポーズの正しいやり方

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)

それではさっそく、「女神のポーズ」に挑戦してみましょう。

やり方
  1. 両足を大きく開いて立ち、つま先は斜め45度に開く。
  2. 息を吸いながら胸の前で合掌する。
  3. ゆっくりと息を吐きながら、ヒザを90度に曲げる。
  4. そのまま5〜8回呼吸する。

女神のポーズのバリエーションで足痩せ!

『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディカルトレーナーズスクール』より引用)
やり方
  1. 両足を大きく開いて立ち、つま先は斜め45度に開く。
  2. 息を吸いながら胸の前で合掌する。
  3. ゆっくりと息を吐きながら、ヒザを90度に曲げる。
  4. そのまま息を吸いながらカカトを上げ、吐く息とともにそっと下ろす。
  5. 呼吸とともにカカトの上げ下げを3〜5回くり返す。

下半身の筋肉や体幹のほかに、バランス感覚も必要になるエクササイズです。

グラグラして不安な場合は、壁などに手を添えながら挑戦してみましょう。