コンビニに売っているもので誰もが購入したことのあるでしょう、お弁当。いわゆるコンビニ弁当ですね。味がしっかりとついたボリューミーなコンビニ弁当は時々無性に食べたくなるのですが、実は危険という噂も。今回は、コンビニ弁当は本当に危険なのかについてご紹介!

暮らしの知恵!コンビニ弁当は危険?!

24時間営業で、いつ行っても買い物ができる便利な日本のコンビニ!

例えば残業などで帰りが遅くなってしまい、遅めの夕飯を食べようと思ったときにはもうすでにスーパーが閉店してしまっていたという場合。

そんな時に重宝するのが24時間営業しているコンビニで購入できる、いわゆるコンビニ弁当ですね。

日本のコンビニといえば、ローソンやファミマ、セブンイレブンをはじめとしたコンビニがいたるところにありますよね。

日本にいて、コンビニが見当たらない…ということはほとんど無いといっていいほど、近年はどのコンビニも店舗数が増えてきています。

そんな私たちの生活の身近にあるコンビニに売っているコンビニ弁当。実はこのコンビニ弁当は危険で体に安全なものではないという噂を耳にしたことはありませんでしょうか?

コンビニ弁当が危険と言われるのは、主にコンビニ弁当に含まれている添加物のことを指してのことなのですね。

体の健康や安全のためには、コンビニ弁当は危険だから食べるべきでない!という意見もよく聞きますが、はたしてコンビニ弁当は本当に危険な食べ物なのでしょうか?

今回は、ローソンやファミマ、セブンイレブンなどで購入できるコンビニ弁当は危険という噂が、嘘なのか本当なのかについてご紹介していきたいと思います。

いつもローソンやファミマ、セブンイレブンなどでお弁当を購入して食べているという方はもちろん、コンビニ弁当に抵抗を感じているという方も是非読んでみてくださいね。

暮らしの知恵!コンビニ弁当は危険?添加物の目的①見た目

ローソンやファミマ、セブンイレブンをはじめとしたコンビニで購入出来るコンビニ弁当。

このコンビニ弁当が危険で安全ではないと噂される原因となっているのが、食品添加物です。

危険と噂されているのにも関わらず、コンビニ弁当を購入するともれなく付いてくるこの添加物は、一体どのような役割をしているのでしょうか?

また、なぜコンビニ弁当には添加物が含まれているのでしょうか?

コンビニ弁当に添加物が含まれている理由や目的の1つとして、見た目を美しくするというものがあります。

お料理が美味しそうに見える条件として、盛り付けと同じくらいに大切なのが食材の色味です。

例えば、色の薄い卵焼きとしっかりと黄色い色味をした卵焼きなら、どちらが美味しそうに見えますか?

きっと後者を選ぶ方が多いかと思います。

このように、色味を良くして見た目から美味しそうなお弁当にするために、着色料という添加物を使用しているお弁当が多くあります。

暮らしの知恵!コンビニ弁当は危険?添加物の目的②味

コンビニ弁当に含まれている添加物の目的や使用される理由の2つめは、味を美味しくするというものもあります。

見た目の色が良くても、やはり味が美味しくなければコンビニ弁当を購入したいと思うお客さんは増えませんよね。

ローソンやファミマ、セブンイレブンなど数あるコンビニの中で、自分のコンビニでお買い物をしてほしいと思うのがコンビニ経営者として当然の心理ですから、少しでも美味しいお弁当をはじめとした食べ物を販売したいと思うものです。

食べ物を美味しいと思うのには、見た目で美味しそうだと感じて、その次に味や食感、口当たりなども関わってきますね。

しかし、コンビニ弁当は製造してからお客さんの口に運ばれるまでの間に、時間というギャップが生じてしまいます。

この時間のギャップによって風味や食感が衰えてしまい、美味しさが半減してしまうのですね。

その美味しさが半減してしまうということを防ぐために、食品に添加物を加えて人工的に甘みや辛味、風味を付け足したり、粘度をプラスさせたりしているのです。

これらは家庭で料理をしてすぐに頂く分には必要のない添加物ですので、健康面で安全ではないのではというイメージを与えているのですね。

暮らしの知恵!コンビニ弁当は危険?添加物の目的③劣化防止

コンビニ弁当に食品添加物が含まれている理由や目的の3つめ、食品の劣化を防ぐためです。

この食品の劣化を防ぐために使われる添加物が、私の身の回りでもよく耳にする保存料と呼ばれるものですね。

この保存料も添加物の一種なのですが、保存料がコンビニ弁当に含まれているのは、こちらもお弁当を製造してからお客さんの口に運ばれるまでの間に時間のギャップがあるからなのです。

一度調理した食材というのは、劣化のスピードが早くなってしまいます。

しかし、ローソンやファミマ、セブンイレブンなどをはじめとしたコンビニで販売されているお弁当は、その場で製造しているわけではありませんので、製造してから店舗に移動するまでの間の時間、そして更に店頭に並んでいる間という、多くの時間のギャップが必然的に生まれてしまうのです。

この間に食品が劣化してしまうのを防ぐために保存料や酸化防止剤などといった添加物を加えることで、お弁当の味の美味しさ、そしてお弁当を安全に食べられる状態というのを保っているのです。

暮らしの知恵!危険なコンビニ弁当の添加物にメリット?!

ここまでご紹介してきましたように、主に売り物として見栄えを良くするためや、製造から販売までの時間のギャップによって失われるものを補う目的で使用されるコンビニ弁当の添加物。

添加物というのは、過剰に摂取すれば発がんの原因になったりなど体への悪影響ももちろんありますので、この点でいえばコンビニ弁当が危険といのは嘘ではなく本当だと言えます。

しかし!この添加物がメリットとなることも、実はあるのです。

コンビニ弁当に添加物が含まれていることでメリットとなるのは、食中毒が起こりにくくなるという事です。

食中毒は、保存状態がよくない事で食材が腐敗してしまうなどといったことが原因で起こってしまうものですが、保存料 や酸化防止剤などをはじめとした添加物が含まれていることで、食材の劣化を防ぎ、食中毒を未然に防ぐことができるのですね。

製造してから、ローソンやファミマ、セブンイレブンなど私たちがいつも利用しているコンビニへ運ばれるまでの間にお弁当が腐ってしまい、食中毒の原因となってしまわないよう、食の安全のためにもこの添加物が役にたっているという事実もあるのです。

暮らしの知恵!コンビニ弁当の危険な点、デメリット①栄養バランス

コンビニ弁当には、先ほどご紹介したような添加物によるメリットとも言える点もあることから、コンビニ弁当が危険というのは嘘に当たるのでは?と思った方もいるでしょう。

しかし、やはりコンビニ弁当にはメリットもあれば、デメリットもあるのです。

コンビニ弁当のデメリットと取れる点として、栄養バランスの偏りが挙げられます。

ローソンやファミマ、セブンイレブンなどといったコンビニには、たくさんの種類のお弁当が販売されていますし、どれも美味しそうなものばかりですよね。

しかし、よく見るとコンビニ弁当は彩りが全体的に茶色っぽいことに気がつくかと思います。

揚げ物や肉類、炭水化物がお弁当の大半をしめていて、どうしても野菜不足になってしまうのですね。

このことから、コンビニ弁当を食べ続けると栄養バランスが極端に偏ってしまうことから、コンビニ弁当が危険というのは嘘とは言えないということになるでしょう。

暮らしの知恵!コンビニ弁当の危険な点、デメリット②塩分

コンビニ弁当が危険と言われているのを、嘘とは言い切れない原因となっているデメリットな点の2つめは、味付けが濃いという事です。

ローソンやファミマ、セブンイレブンなどで販売されているコンビニ弁当は、通常の調理で味付けされるよりも濃い状態で販売されていることが多いのですね。

コンビニ弁当は製造から販売までの時間にギャップがありますので、出来たてのお弁当を販売することが出来ません。

そうなると必然的に冷めた状態で販売されることになりますから、味が薄く感じてしまうという問題が生じてしまうのです。

この状態を回避するために、コンビニ弁当はあらかじめ濃いめの味付けがされています。

このような濃い味付けのものを頻繁に食べることで、塩分が過剰摂取になる可能性がありますから、体への健康や安全面としては良くないことがわかります。

また、こういった味付けの濃い食べ物を頻繁に食べていると、舌が濃い味付けに慣れてしまい、コンビニ弁当以外の食事も全て濃い味付けのものを求めるようになってしまいます。

これも、コンビニ弁当が危険だと言われているのが嘘と言い切れない重要な理由です。