子供のころは絵の具を使った美術の時間があったので色の作り方を教わることがありました。大人になるとそんな機会はありません。冬はカーキや茶色のアースカラーが使いたい!ジェルやリップの色調節で解らなくて困ることがあります。そこで今回は茶色の作り方を紹介します。

【茶色の作り方】冬の定番!アースカラーの茶色を作ろう

ジェルネイルやメイクを季節に合わせて楽しむ、暮らしの中で四季を感じて暮らしが豊かになります。 冬の暮らしを豊かにするジェルネイルやメイクはアースカラーが定番です。 その中でも茶色は欠かせないカラーです。

手元に茶色が無くても基本カラーを絵の具のように混ぜて作ることができます。 茶色を使うだけでなく絵の具のように混ぜて使うことがおすすめです。 赤に茶色を混ぜて「ボルドー」に変化させたり、オレンジに茶色を混ぜて「コーラルベージュ」に変化させたりと活用の幅は広いです。

この冬は目元をアイシャドウやラインで強調させた囲み目メイクも流行ですが、茶系の色でまとめると温かみのある柔らかな印象を与えながら目元を強調することができます。

ジェルネイルでは茶色の濃さを調節してこなれ感を出すことで大人っぽい雰囲気を印象付けることができますよ。 冬の暮らしを豊かにするジェルネイルやメイクに欠かせない茶色の作り方をご紹介します。

【茶色の作り方】色の構成を理解しよう!

子供のころは遊びながらぬりえをする機会も多かったです。 学校では図工や美術で色を塗ったり、色を付けたりする作業を多く行っていました。

大人になってからの日々の暮らしの中で色の構成を考えることは少ないですよね。 しかし、色の構成さえ理解すればジェルネイルやメイクのアレンジに役立ち暮らしが豊かになりますよ。

色の構成を理解することは部屋のコーディネートや洋服のコーディネートにも統一感を出したりアクセントをつける為の役に立ちますよ。

自然界にある色の構成は複雑です。 しかし、人間が作り出す色は色彩によって組み合わせが決まっています。 ここで説明する色の構成は小学校で習う内容なので難しい事はありません。 ちょっとした雑学ネタにもなるので覚えておくといいですよ。

今回は茶色の作り方で知っていておいてほしい用語である原色と二次色、補色についてご説明します。

【茶色の作り方】①原色とは?二次色とは?

「原色」とは他の色を作りだす色、元のままの色を意味します。 色彩としては赤色、青色、黄色の基本の三原色を指す意味になります。

ふたつの原色を混ぜてできる色は「二次色」と呼ばれます。 色空間の中で原色を混ぜ合わせて作られた色を意味しています。

光(RGB)、顔料(CMY)、伝統的な塗料方法(RYB)・・・などなどと、二次色の例を上げると複雑で難しくなってしまうので色を混ぜてできる二次色としてだけ紹介しますね。

原色を混ぜることで以下のような色を作ることができます。

  1. 赤色と青色を混ぜると二次色は紫色になります。
  2. 赤色と黄色を混ぜると二次色はオレンジ色になります。
  3. 青色と黄色を混ぜると二次色は緑色ができます。

【茶色の作り方】②補色とは?

色の相関を現すために円状に色を並べた「相環図」というものがあります。 相環図では混ぜ合わせた原色の間にこれらの二次色を配置して並べています。 相環図でそれぞれの色の反対側にある色は、その色の「補色」と呼ばれます。

補色は余色、対照色、反対色とも呼ばれたりします。 ある色とその補色を絵の具のように混ぜ合わせると灰色や黒色といった無彩色を作りだすことができます。

【茶色の作り方】原色さえ用意すればどんな茶色も作れます!

茶色の作り方は?と聞かれてもすぐに答えられる人は少ないでしょう。 小学校の図工で行った絵の具の色の作り方を参考にすれば簡単に茶色を作ることができますよ。

日々の暮らしで使うものはカラフルです。 暮らしの中のカラフルな色はすべて赤、青、黄色の色の三原色を基にすれば作ることができます。 濃い茶色、薄い茶色、あらゆる茶色も作ることができます。

こうした色の作り方はジェルネイルやメイクでも同じことです。 基本のカラーを絵の具のように混ぜることでどのような茶色も作ることができます。

色を作る時、複数の色を混ぜると落ち着いた自然な色になります。 徐々に濁った色になるからです。 混ぜてしまった後に明るい色に戻すことはできないので色を作る時は少しずつ量を調節しながら気に入る色に仕上げて行きましょう。 一度作った色をもう一度作ることは難しいので、その都度気分に合わせて楽しんでみてくださいね。