テレワークに必要な3つのスキル
ここでは、テレワーク業務をスムーズに行うために必要なスキルを解説します。
1.自己管理スキル
テレワークでは、自分自身で業務の進捗状況を把握、管理する自己管理スキルが求められます。
同僚や上司の目が届くオフィスとは異なり、テレワークではサボろうと思えばサボれてしまうことも事実です。
一方で、出勤、退勤がなくオンとオフの切り替えが曖昧になってしまうため、つい無理な作業をして体調を崩してしまうこともあるかもしれません。
体調管理も重要な自己管理のうちのひとつです。
2.ITに関する基礎的なスキル
スムーズにテレワークを行うためには、ITに関する基礎的なスキルが必要です。
テレワークでは、基本的にパソコンやインターネットといった情報通信機器の使用が必須となるためです。
仕事上の連絡も電話やメールに限らず、チャットやビデオ通話が使われることが多くなってきます。
3.文章でのコミュニケーションスキル
テレワークでは、チャットやメールなど文章でのやり取りがメインです。
そのため、文章で正確に自分の意図を伝えるコミュニケーションスキルが必要となってきます。
特に部下に対して指示を出すときなどは、的確にわかりやすく伝えるよう意識しましょう。
テレワーク定着後、働き方の変化は?
テレワークの導入を一時的なものとしてとらえるのではなく、アフターコロナでもテレワークの選択を残す企業も増えてきました。
日本においての「働き方」は、テレワーク導入を機に大きな変化があると予想されます。
ここでは、テレワーク定着後、働き方にどのような変化があるのかについて解説します。
都心部から地方へ人が移動する
テレワークが定着した場合、都心から地方への移住も選択肢のひとつとなるでしょう。
2020年6月に内閣府が行った調査では、「今回の感染症の影響下において、地方移住への関心に変化はありましたか」との質問に、「関心が高くなった」「関心がやや高くなった」と答えた人が、テレワーク経験者の場合約25%と、4人に一人が地方移住への関心を見せています。
出典:テレワークナビ|テレワークで進む地方移住。気になる支援金や事例を解説
また、個人だけでなく企業も本社機能を地方に移転、分散する動きが広がっています。
共働きや副業が増える
テレワークよって柔軟な働き方が可能になると、共働きや副業の増加も予想されます。
育児中の女性が、テレワークで自宅にいながら1日数時間だけ働くことも可能です。
また、会社員が空いた時間を使って、テレワーク副業をすることもできるでしょう。