新型コロナウイルスの影響で、テレワークを導入する企業が増えています。しかし、テレワークが可能な職種は限られており、円滑にテレワークを行うためにはスキルも求められます。この記事ではテレワークが導入できる職種と、必要なスキルについて解説します。

テレワーク導入できる職種7選

テレワーク導入できる職種は?必要なスキルや不可能な仕事も解説
(画像=『Rolmy』より引用)

まず、テレワークの導入が可能な職種を具体的に解説していきます。

1.Webデザイナー

Webデザイナーは、Webサイトなどのデザインを担当する仕事です。
クライアントからの要望に応え、見た目だけではなくサイトの使いやすさなど全体的なデザイン構築を担います。

パソコンと必要な機材さえあれば、場所は関係なく仕事ができます。
成果物の品質によって人事評価もしやすいため、テレワークに向いている職種といえるでしょう。

Web媒体のデザイナーに限らず、デザイナーやイラストレーターなどもインターネット上でのやり取りが可能なため、テレワークができます。

2.Webライター、編集者

Webライターは、Webサイトなどの記事を執筆する仕事です。
編集者はコンテンツ制作の企画や、記事の編集、校正などを担当します。

Webライターも編集者もデータや記事のやり取りはインターネット上で完結できるため、テレワークでの業務が可能です。

雑誌や職種精機など紙媒体のライター、編集者の場合でも、テレワークで業務を行うことができます。

3.IT系エンジニア

IT系エンジニアとは、具体的にはシステムエンジニアやプログラマーなどといった職種です。
情報工学や、インターネット関連の専門的な知識やスキルを持っています。

システムエンジニアはシステム開発の提案から設計を担当、その設計書をもとにプログラマーがプログラミングしていきます。

どちらも設計やプログラミングなどパソコンを使ってひとりで作業を行うことが多いため、テレワークでの業務が可能です。

しかし、クライアントへの常駐が必要なインフラエンジニアなど、業種によってはテレワークに向いていない場合もあります。

4.カスタマーサポート(顧客対応)

顧客からの問い合わせに対応するカスタマーサポートは、オフィスワークのイメージがあるかもしれません。
しかし、顧客のもとへ直接足を運ぶ必要はなく、すべてのやり取りは電話やメール、チャットなどで完結します。

仕事の手順やマニュアルを把握していれば他の社員とのやり取りも最小限で済み、テレワークにてひとりで業務を行うことが可能です。

5.営業職

営業職は、オフィスワークの中では比較的早くテレワーク化が進んでいる職種です。
もともとひとりで行動し、顧客先への外回りや直行直帰も多かった営業職は、テレワークで業務を行うことが可能です。

商談や交渉はビデオ通話を用いたWeb会議で行うため、顧客先への移動時間に費やしていた時間を有効活用できるというメリットもあります。

6.事務職(総務、経理、人事など)

ひとくちに事務といっても、総務や経理、人事など様々な業務があります。
書類の作成やデータ入力など、パソコンを使ってひとりで作業を行えるためテレワークに適しています。

しかし、金融系システムなど機密情報や個人情報などを扱う場合は、事務職でもテレワークが難しい場合もあります。

7.管理職

管理職は実際に現場で業務を行うのではなく、その名のとおり社員の管理がメインの仕事です。
組織の成果を持続的に出すために、受け持ち部署の進捗状況を把握します。

メールやチャット、ビデオ通話などを利用することによって、テレワークにて社員の仕事量や進捗状況の把握することが可能です。