AIによってなくなる仕事5選

AIによって仕事がなくなる?この先選ぶべき仕事のジャンル3選
(画像=『Rolmy』より引用)

AIが、人間の仕事を代替していくと言われています。
しかし、全ての仕事が当てはまるわけではありません。

もちろん、人間にしかできない仕事もまだ残っています。
そのため、今後のキャリアを考える上で、「人間にしかできない仕事は何か?」を把握しておく必要があるのです。

まずは、AIによってなくなる可能性が高い仕事を5つ紹介します。

1.レジ打ちの仕事

無人レジは、さまざまなお店で続々と導入されています。
AIが会計処理すれば、ミスが減り、スピードも速くなります。

レジ待ちの長い列に並ぶことも、AIのおかげで少なくなっていくでしょう。
このことから、レジ店員が必要ではなくなる未来は、容易に想像できるはず。

実際に、米国(2016年)で「Amazon Go」が運営開始されたことは、大きな話題となりました。
Amazon Goは、レジが店内に設置されておらず、QRコードを読み取るだけで決済が完了するのです。

購入したものをショッピングバッグに詰めたあと、QRコードを読み込ませ、そのまま店内を出ます。
そうすると、自動的にAmazonのアカウントを通して決済が完了する仕組みです。

また、日本でも2021年3月31日に、東京丸の内にあるファミリーマートで、無人決済コンビニ1号店がオープンされています。

購入した商品を出口の機械で確認して、決済するだけです。

2.事務職

入力業務などの単純作業や、問い合わせ業務などの事務職は、AIに代替される可能性が高いでしょう。
なぜならAIが事務処理すれば、スピードも速く、入力ミスも起こらないためです。

例えば確定申告に必要な書類を、AIが作成してくれるソフトがあります。
書類作成に必要な情報を入力するだけで、AIが計算をし、書類を作成してくれるのです。

計算が多く、人間がやるとミスが起こりがちですが、AIがやることで、一瞬にして正確な書類作成ができるようになります。

また、ネットでの問い合わせに、AIが対応しているのをよく目にしますよね。
知りたいことを入力すると、それに合った解決ページをAIが提示してくれるのです。

このように、すでに解決策が決まっていることに関しては、人間ではなくAIが対応していくでしょう。

3.ホテルのフロント業

対面ではなく、機械によってホテルのチェックイン作業するホテルも増えてきました。
例えば、アパホテルは「アプリチェックイン」サービスを導入しています。

当日のチェックインや、ルームキーの発行は、専用のQRコードを機械にかざすだけ。
フロントデスクに並び、接客を受ける必要がありません。

そして、長崎県にあるハウステンボスの「変なホテル」では、ロボットがチェックイン、チェックアウトの手続きをしてくれるのです。

荷物も、ロボットアームが預かってくれますよ。
ロボットに接客されるのは、なんだか変な感じがしますが、将来はそれが普通になっていくでしょう。

4.工場製造業

工場での製造業は、同じことを繰り返す単純作業が多いです。
こういった仕事は、AIに代替される可能性が高いでしょう。AIに作業させれば、ミスなく淡々と作業が進むためです。

しかし、複雑で細かい作業など、人間にしかできない部分もあります。
完全なAI化にはならないかもしれませんが、徐々にAIが担当する作業も増えていくでしょう。

5.運転手

タクシー運転手も、将来なくなると予想されています。
なぜなら自動運転に対応している車が、続々と出てきているためです。

自動運転車は、人間が運転する必要がありません。
そのため、必然的にタクシー運転手の仕事もなくなっていきます。

タクシー運転手だけでなく、電車の運転手も同じことが言えます。
2021年9月現在でも、無人電車は多くなってきていますよね。

例えば、新橋やお台場などを走るゆりかもめは、すでに無人運転です。