せっかくワインがあるのに、コルク抜きがない!そんなとき、コルク抜きの代用に使えるものをご紹介します。慣れればやり方も簡単。雑学の一つとして代用品を知っておけば、大勢の人と集まってワインを飲むときの余興にもなります。安全に注意しながら、早速練習しましょう。

ワインを飲みたいのに、コルク抜きがない!

お祝い事や、記念日のパーティに欠かせないワイン。ビールやチューハイにはないゴージャスな雰囲気で、持ち込んだ場がグッと盛り上がりますよね。

でも、ワインには他のお酒と違う特徴があります。 それはコルク! ワインの鮮度・おいしさを保つために大切なものですが、これがトラブルのもと。店先でワインを買ったはいいものの、家に帰ってみたら肝心のコルク抜きが見当たらない・・・そんな経験をした人は多いのではないしょうか。

ワインで場を盛り上げるはずが、一気にテンションが下がってしまいます。もはや何のためにワインを買ったのか・・・コルク抜き一つの問題が、事態を大きく変えてしまうのです。

コルク抜き代用として使えるものがある!

そんなうっかりな人に、耳寄りな雑学があります。それは、ワインを開けるコルク抜きの代わりに、日常によくあるものが使えるということです。 しかも、少し練習すればやりかたも簡単。初めてコルク抜き代用を使う人も、1回目で成功することがほとんどなのだそうです。

コルク抜き代用品は、ほとんどの家に有る日用品です。場所や時を選ばず、すぐにワインを開けることができるようになります。

コルク抜きは、買うと意外に高い品物です。コルク抜き代用の雑学を知っておけば、もしかすると、一生コルク抜きを買わないまま、ワインを楽しむことだってできるかもしれません!

さっそく、コルク抜き代用品を試してみましょう

では、次の項目からコルク抜きの代わりになるものをご紹介していきます。 注意すべきなのは、あくまでもこれらが「コルク抜きの代わり」であることです。正規のコルク抜きにある安全性や機能性をすべてカバーできるものではない、ということを忘れないようにしてください。

使用する際は慎重に。身の回りの安全を確認しながら行いましょう。「開けるのが無理そう」と感じたら、ムキにならず素直にコルク抜きを買いに行ってください。あくまで、自己責任でお願いします!

【雑学】コルク抜き代用品(1)靴

靴を使ってコルク抜き!?と驚く人も多いでしょう。しかし、これは多くの雑学サイトで紹介されている、とても有名で簡単な方法なのです。 「空洞現象」という物理の法則を応用しています。やり方もとても簡単。さっそく方法をご紹介しましょう。

【やり方】コルク抜き代用品(1)靴

(1)ワインのビンを、靴の中に入れる
(2)ビンの底を、靴のかかと部分に押し当てる
(3)そのまま、靴のかかとを壁に叩きつける
(4)(3)をコルクが抜けるまで繰り返し行う

壁を叩くたび、徐々にコルクが持ち上がってくるのが分かると思います。様子を見ながら、繰り返し壁に打ち当てましょう。

ワインの本場のフランスに住む人も、コルク抜きの代わりに靴を利用している人が多いそうです。一般的な雑学として広まっているのかもしれませんね。

【注意点】コルク抜き代用品(1)靴

ワインのビンが割れないように靴を利用しているワケですが、それでも、取り扱いには充分な注意が必要です。より安全に行うためには、靴の中にタオルのようなクッション材を敷きましょう。

また、コルクを抜くとき、かなり大きな力で壁に叩きつける必要があります。ワインを持つ手をしっかり離さないよう注意して、力加減を調整しながら行いましょう。

また、騒音対策も必要です。一軒家なら良いのですが、隣に他の生活者がいる集合住宅では、この方法はしないほうが無難でしょう。

初めてするときは少し怖いですが、一度覚えてしまえば簡単です。コルク抜き代用の一番の方法として試してみましょう。

【雑学】コルク抜き代用品(2)ネジとドライバー

ある程度の長さがあるネジと、ドライバーが家にあるのならば、ぜひ試してみたいコルク抜きの代用方法です。 ネジがそのまま、コルク抜きのネジの代わりになります。コルクを引き抜くときには、力を入れやすいペンチが便利です。

【やり方】コルク抜き代用品(2)ネジとドライバー

(1)コルクの中心点にネジを当てる
(2)ネジをドライバーで回しながら、コルクの奥まで差し込む
(3)ネジがある程度コルクの中に納まったら、ペンチなどで引き抜く
※ペンチが無かったら、フォークが代わりになります