転職を決意する理由は、人によりさまざまです。この記事では1位~10位までの転職理由をランキング形式で紹介します。転職理由の上手な伝え方にも触れているので、ぜひ参考にして、転職理由を考える材料にしてください。

転職理由ランキング1位~10位

転職理由ランキングTOP10!みんなの本音と転職理由の上手な伝え方
(画像=『Rolmy』より引用)

早速、転職理由ランキングを紹介します。
上司や採用担当者には伝わらない本音の部分にも触れるため、参考にしてみましょう。

出典:株式会社パーソルキャリア|転職理由ランキング2020年度

10位:雇用形態を変えたい

転職理由ランキングTOP10!みんなの本音と転職理由の上手な伝え方
(画像=『Rolmy』より引用)

転職理由ランキング10位は、「雇用形態を変えたい」でした。
正社員からフリーランスに、パート・アルバイトから契約社員や派遣社員に、というように雇用形態の変更を望むケースです。

特に、下記のような不安を抱えている人であれば、雇用形態の変更を検討した方がいいかもしれません。

・育児や家事の比重が大きくなり、従来通り正社員で働くことが難しくなってきた
・正社員としてプレッシャーがかかることがストレスとなり、体調を崩してしまった
・アルバイト社員としてキャリアアップできる限界が見えてしまっている
・3年ごとに職場を変更しなければいけない派遣社員に疲れてしまった

どんな雇用形態が適しているかは、仕事に対する考え方によって異なります。
自分がやりたいことを明確してから、どんな雇用形態が適しているか考えていきましょう。

9位:幅広い経験・知識を積みたい

転職理由ランキングTOP10!みんなの本音と転職理由の上手な伝え方
(画像=『Rolmy』より引用)

転職理由ランキング9位は、「幅広い経験・知識を積みたい」でした。
今の仕事ではできない経験や、知識を求めて転職する人もいるでしょう。

ひとつのことを突き詰めることも大切ですが、幅広い業務スキルがあれば、どんな会社でも役立つ人材として成長できます。

以下のような希望がある人は、経験や知識のために転職してみてもよさそうです。

・今の会社では単純作業しか担当させてもらえない
・自分が元々持っている知識やスキルを活かした仕事がしたい
・知識や経験を積んでキャリアアップしたい
・今の仕事をしているだけでは時代についていけないと感じている

自分の市場価値をどこまで上げられそうか、イメージしてみることもおすすめです。

8位:倒産/リストラ/契約期間の満了

転職理由ランキングTOP10!みんなの本音と転職理由の上手な伝え方
(画像=『Rolmy』より引用)

転職理由ランキング8位は、「倒産/リストラ/契約期間の満了」でした。
本当は転職の意思がなかったとしても、倒産・リストラ・契約期間満了で転職せざるを得ないケースもあります。

正社員であれば倒産・リストラ時の補償は雇用保険から下りますが、あらかじめ契約期間が示されている非正規雇用であれば、補償はほとんどありません。

契約期間満了までに次の職場が見つかっていない場合、急ぎで転職したり、最悪無職になったりする可能性もあります。

目の前の仕事に対して本気で取り組みながら会社に貢献する姿勢を持ちつつ、時には売上状況や財務状況をチェックしておいた方がいいかもしれません。

7位:専門知識・技術を習得したい

転職理由ランキングTOP10!みんなの本音と転職理由の上手な伝え方
(画像=『Rolmy』より引用)

転職理由ランキング7位は、「専門知識・技術を得たい」でした。
仕事に活かせる専門知識や技術を習得するため、転職する人も少なくありません。

例えば、下記のようなケースが当てはまります。

・ゆくゆく保育士になるために、無資格者でも応募できる保育施設に転職したい
・社労士試験に合格したいため、実務経験を積むために社労士事務所で勤務したい
・フリーランスのライターになる道を学ぶため、まずは出版社勤務から始めたい
・今の職場では経験できない案件の多い別企業に転職したい

学ぶことそのものが仕事へのモチベーションになる人に多い転職理由であり、常にハングリー精神を持ち続けることが重要であると分かります。

ポジティブな転職理由を伝えられるため、選考時の印象もよくなります。

6位:市場価値を上げたい

転職理由ランキングTOP10!みんなの本音と転職理由の上手な伝え方
(画像=『Rolmy』より引用)

転職理由ランキング6位は、「市場価値を上げたい」でした。
実際に、転職することで自分の市場価値が上がるケースが存在します。

市場価値を上げることを目的としいる人の多くは、下記のような方法で転職しています。

・ヘッドハンティング
・リファラル採用
・SNS採用
・ダイレクトリクルーティング
・ミートアップ

企業の採用担当者もしくは転職エージェントから直接スカウトされることが多く、年収交渉や待遇改善交渉がしやすい転職方法だと言えるでしょう。

人材データベースなどに登録しておけばヘッドハンティングの可能性が高まるため、自分のスキルや経験に自信のある人は検討してみましょう。