新潟県で支援制度のあるおすすめ自治体3選

新潟県で田舎暮らし!新潟県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住したい』より引用)

新潟県で田舎暮らしをしたいけど、どのエリアが向いているのかわからないという方は、各自治体の支援制度をチェックするのがおすすめです。

編集部おすすめの自治体を3つピックアップしてみましたので、ご紹介します。

  • 三条市
  • 妙高市
  • 上越市

住宅や子育て、仕事に関する支援などバリエーションも豊富です。移住前の経済的な支援もあるので、ぜひ上手に活用してくださいね。支援制度の詳細については、各自治体のホームページでご確認ください。

三条市

新潟県のちょうど真ん中に位置する「三条市」は、スーパーや大型商業施設や映画館などがそろう市街地エリアを有する一方で、海や山に囲まれた自然も気軽に味わうことができます。市街地エリアから30分ほど車を走らせれば、自然を感じられる距離感も田舎暮らしをしたいと思っている方にとって注目される点でしょう。

「本成寺鬼踊り」をはじめ、「三条凧(いか)合戦」「しただふるさと祭り~雨生の大蛇祭~」など、伝統的なお祭りも1年を通していくつも開催されています。

三条市が発行している「“ちょうどいい”かんじ 三条で暮らす。」という冊子には、東京都での暮らしと比較した家賃や光熱費などの詳細を公開しています。

また、先輩移住者へのインタビューや、子育て環境についてなど気になる情報が満載です。ホームページで確認できるのでぜひチェックしてみてくださいね。また、三条市の移住コンシェルジュが運営している「コミュニティカフェBlanc」では毎月定期的にさまざまなイベントが開催されているので、足を運んでみるのはいかがでしょうか。

それでは三条市で実施されている移住支援制度をご紹介していきます。

・賃貸借等契約事業

三条市では、売りたい・貸したい空き家をお持ちの方と、空き家を探している移住希望者をマッチングする空き家バンク制度を実施しています。あわせて空き家バンク登録物件の所有者との契約で、三条市内の不動産が仲介した場合にかかる手数料を一部補助する制度「賃貸借等契約事業」もあります。賃貸借等契約事業を利用すると最大5万円の補助金が支給されます。

・空き家改修事業

空き家バンクに登録した物件を購入・賃貸した場合に、空き家の改修や不要物の撤去を行う際の費用を一部補助する制度があります。市外在住者には最大50万円、市内在住者には最大10万円の補助金が支給されます。詳細は三条市の自治体ホームページをご確認ください。

・引っ越し事業

空き家バンクで契約した物件に転入する際にかかる引っ越し費用の一部を補助する制度も実施しています。補助金額は最大10万円です。

・新規出店事業

これは創業に関する支援で、空き家を活用して三条市にて自身のお店を持ちたい方や、新しく事業を始めたいと検討中の方を応援する制度です。店舗の改修費は最大130万円まで支給されます。また、店舗の改修費用だけでなく、貸借料の補助も受けたい場合は、店舗改修費が最大70万円、貸借料が月額家賃の2分の1相当、月額最大5万円まで支給されます。

妙高市

新潟県の南西部に位置するまち「妙高市」は、世界有数の豪雪地でもあります。厳しい自然環境に置かれているまちですが、移住者が多い理由は、雪どけの春の景色や、からっと爽快な空が広がる夏の景色に魅了された方が多いからではないでしょうか。

妙高市では、人と人との交流が多く、子育て世代にも好評で、地域全体で子どもを見守ってくれる感じが心強いという声を多く拝見しました。子育て世帯への支援は、ファミリーサポートセンターや、病児・病後児保育室「スマイルポケット」の設置などさまざまです。

そんな妙高市が実施している移住支援制度についてご紹介します。

・空き家見学ツアー

新潟県外から空き家見学に来た移住希望者に、宿泊費を補助する制度を実施しています。子育て環境や移住後の暮らしにまつわる不安や相談に応じて、オーダーメイドのツアーを組んでくれるそうですよ。

・リモートワーク施設

妙高市には、「ハートランド妙高」「MYOKO BASE CAMP」というふたつの施設があります。この施設は、コワーキングスペースとしての利用が可能です。とくにMYOKO BASE CAMPは、働く・観光する・遊ぶ・交流するをテーマにかかげているため、宿泊する時間はないけど、妙高市のことが知りたいと思っている方におすすめです。異業種の方との出会いや、先輩移住者との交流の機会もあるかもしれないので、足を運んでみてはいかがでしょう。

・住宅取得など支援事業

妙高市で住宅を取得するためにかかった費用を補助する制度です。住宅を購入する場合は、最大で150万円、増改築する場合は最大80万円、家財道具の処分においては、最大20万円が支給されます。

・貸借住宅家賃補助

購入だけでなく賃貸物件に住む場合にも補助金が支給されます。2年間にわたり毎月1万5千円(最大36万円)が支給されます。さらに、賃貸契約の初期費用として最大12万円の補助もあります。

・夢をかなえる企業応援補助金

妙高市内で創業する方を対象に、店舗の取得や増改築にかかる費用を最大500万円まで支給する制度を実施しています。※中古物件の場合は300万円。さらに店舗の貸借料を2年間にわたり、10万円を支給します。

上越市

上越市は、新潟県の南西部に位置しています。新潟市、長岡市の次に人口が多いまちです。
自然豊かな山間地と大型ショッピングセンターや病院、映画館などもあり都市機能も充実しています。人との交流も盛んで、移住者も多いのが特徴的です。夏は青々とした緑が広がる棚田、冬にはウィンタースポーツを気軽に楽しめるなど、都会にはない魅力が味わえるまちです。
日本海側に面しているエリアもあるため、海辺での田舎暮らしも実現します。

上越市ではU・Iターン者に向けた支援が充実しています。それでは、支援制度について見ていきましょう。

・移住定住応援家賃補助金

上越市に転入して3年以内に住宅を取得する方もしくは住宅取得後1年以内に転入する方を対象とした制度です。新築や建売住宅の購入の場合には40万円、中古住宅購入の場合は20万円の補助金が支給されます。さらに子育て世帯および中山間地域へ移住した場合、各10万円が加算されます。

・空き家定住促進利活用補助金

上越市への転入に伴い、空き家を購入しリフォームをする方に向けた補助金制度です。上限は50万円ですが、子育て世帯や県外からの移住、市が定める誘導重点区域内へ移住する方には各10万円が加算されます。また、誘導重点区域内の空き家で公共下水道への接続工事を実施する方にはさらに30万円が加算されます。

・空き家活用のための家財道具など処分費補助金

新潟県外から上越市への移住に当たり、空き家バンクを利用して物件を購入した方または売主を対象とした制度です。家財道具などの搬出や屋内清掃にかかる費用を対象としており、支援の上限額は10万円です。

まとめ

新潟県で田舎暮らし!新潟県のメリットデメリットやおすすめの自治体について紹介
(画像=『移住したい』より引用)

新潟県では、きれいな水で作られる米や野菜、お酒にいたるまで、豊富で新鮮なグルメが堪能できるエリアです。冬の寒さは厳しいですが、きっとそれ以上に魅力がたくさんあるはず。ぜひ自身の目で確認して、ぴったりなエリアを見つけてくださいね。
エリアに迷ったときは、各自治体の支援制度をチェックしましょう。支援制度を利用することで、スムーズに田舎暮らしが始められますよ。


提供・移住したい

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