退職を切り出す時の注意点5つ

退職する時の切り出し方は?円満に退社するためのマナーを徹底解説!
(画像=『Rolmy』より引用)

退職を切り出した際の空気感はどうしてもピリついてしまうもの。
その場を穏やかに、確実に自分の意思を伝えるためにも気づかいたい注意点がいくつかあります。

注意点①切り出す際に最初の枕詞には「お詫び」を述べる

退職する時の切り出し方は?円満に退社するためのマナーを徹底解説!
(画像=『Rolmy』より引用)

まずは退職を切り出すための時間を作ってくださった上司に「お詫び」の言葉を最初に添えると、円滑に話が進みやすいです。

「突然で申し訳ないのですが」とお伝えすることで相手への気遣いが伺えます。
この時、「退職をさせて頂きたくお時間を頂きました」と、退職をすることを決めている意思を伝えることが効果的。

「退職を検討しており、」などの曖昧な言い方をすると、引き留められやすくなってしまうので注意が必要。

注意点②理解してもらえる退職理由をきちんと伝える

退職する時の切り出し方は?円満に退社するためのマナーを徹底解説!
(画像=『Rolmy』より引用)

退職理由は通常「一身上の都合」でも良いものですが、詳しく聞かれた時のための理由はあらかじめ想定をしておきましょう。

ここで述べる理由は「さらにエンドユーザー向けの商品開発に携わる会社の機会をもらった」「昔から勉強していた英語のスキルを活かせる会社に転職することにした」というように、前向きな理由を述べましょう。

家庭の都合などは素直に話す必要がありますが、「今の会社では叶えることができない」と理解してもらえる理由づけをすることが重要です。

注意点③退職の1カ月前までに意思を伝える

退職する時の切り出し方は?円満に退社するためのマナーを徹底解説!
(画像=『Rolmy』より引用)

どんなにタイミングを逃してしまったという場合や、急な退職理由ができてしまっても、退職の1カ月前までには退職の意思を伝えることがマナーです。
それでもギリギリではありますが、本当にタイミングが難しい場合は理解をしてもらうしかありません。

会社としては、引継ぎや手続きなどでそれなりに時間を要すことになるので、その過程を事前に見据えて、余裕をもって退職の意思は伝えるようにしましょう。

注意点④会社への不平不満は伝えない

退職する時の切り出し方は?円満に退社するためのマナーを徹底解説!
(画像=『Rolmy』より引用)

どんなに会社への不平不満があったとしても、その内容について退職を切り出すタイミングで伝えることや、退職の理由に盛り込むことは避けた方が良いです。

会社としても良い心象を受けず、円満退社に繋がらなくなってしまうだけではなく、後味が悪い退職になってしまいます。

「その不満を解決するから残って欲しい」と引き留めるきっかけにもつながりかねないので、なるべく前向きな退職理由を用意しておきましょう。

注意点⑤引き留めに合った時の対応についても予め考えておく

退職する時の切り出し方は?円満に退社するためのマナーを徹底解説!
(画像=『Rolmy』より引用)

退職を切り出した際には、何とか退職を断念してもらうための改善策やより良い条件を提示されることはよくあること。

しかし、その提案は一時的なものである可能性も高く、提案をされたものの実現されなかったという声も…。
本当に退職をして、次のステップに進む意思が固まっているのであれば、仮に引き留めに合った場合の対応もきちんと考えて伝えることをおすすめします。