年を重ねると目じりが下がったり、顔が四角くなったりと、若いころの顔と違って見えますよね。これは「たるみ」が原因です。顔がたるむと実年齢以上に老けて見られてしまいます。たるみの原因は加齢だけではありません。この記事ではたるみの原因やたるみを改善するポイントなどを解説します。

◇たるみが出ると見た目年齢が下がる

顔のたるみは○○しないと効果なし?効果的なたるみ改善方法とは
(画像=photo-ac.com P・Hより引用)

若いときは目元・口元にハリがありますが、年齢を重ねると少しずつハリが低下し、目元・口元が下がっていきます。なぜこのようなことが起きるのでしょうか。ここではたるみの原因について解説します。

たるみの原因とは

たるみの原因には主に以下の4つがあります。

たるみの原因 ・皮膚の弾力が低下する
・顔の筋力が衰える
・皮下脂肪が増える
・顔の骨が縮む


皮膚は外側から、表皮・真皮・皮下組織と呼ばれる構造になっています。このうち真皮には肌の弾力をつかさどるコラーゲン繊維やエラスチン繊維が作られています。また肌の水分を保持してふっくらさせるヒアルロン酸も真皮に存在しています。しかし加齢や生活習慣、紫外線などの影響により、肌の弾力をつかさどる成分が作られにくくなったり、減ったりすることでたるみが起こるのです。

顔のたるみは○○しないと効果なし?効果的なたるみ改善方法とは
(画像=photo-ac.com P・Hより引用)

また加齢により顔の筋肉が衰えてきたり、代謝が落ちて脂肪が落ちにくくなり増えたりすると、顔の脂肪を支えきれずたるむ原因に。そのほかにも女性は加齢によるホルモンバランスの影響で骨密度が低下し、骨が縮むためたるみとなるのです。

◇たるみ対策は徹底的に

顔のたるみは○○しないと効果なし?効果的なたるみ改善方法とは
(画像=photo-ac.com P・Hより引用)

たるみが気になったら対策するのではなく、たるむ前に予防することは大切です。たるみ対策には4つのポイントを徹底しましょう。

たるみ予防のための4つのポイント ・紫外線対策
・ハリケアに適している化粧品を取り入れる
・生活習慣を整える
・顔の筋肉を鍛える


顔のたるみは○○しないと効果なし?効果的なたるみ改善方法とは
(画像=photo-ac.com P・Hより引用)

紫外線は真皮に存在するコラーゲン繊維やエラスチン繊維にダメージを与えるため、肌をたるませます。日焼け止めや防止、日傘などの紫外線対策は必須です。意外と知られていないのが、「紫外線対策は一年中必要」ということ。夏だけでいいと思われがちですが、紫外線には2種類あって肌のたるみの原因になる紫外線は一年中降り注いでいます。また家の中にいても窓から紫外線が入ってくるので、日焼け止めは室内外問わず一年中使いましょう。

顔のたるみは○○しないと効果なし?効果的なたるみ改善方法とは
(画像=photo-ac.com P・Hより引用)

紫外線対策と並行して行ってほしいのがスキンケア。ハリケアができるスキンケアを積極的に取り入れるといいですよ。ハリケアのできる化粧品はたくさんありますが、使い心地がよく乾燥せず肌にうるおいを感じる化粧品がおすすめです。生活習慣の乱れにも要注意。食事、運動、睡眠、ストレスなどにより生活習慣が乱れると体内環境も乱れ、老ける原因となる活性酸素が発生します。特に食事は体に直接取り入れるものなので、抗酸化作用のある栄養素を含む食事を心がける、サプリメントで必要な栄養素を補うなど、体の内側のケアを意識しましょう。

顔のたるみは○○しないと効果なし?効果的なたるみ改善方法とは
(画像=photo-ac.com P・Hより引用)

顔の筋肉を鍛えることもたるみ予防には重要です。加齢によって顔の筋肉はどんどん衰えます。マスク生活に慣れると、マスクの下は無意識のうちに口角が下がっていることが多く、またマスクのつけはずしを繰り返すことで乾燥が進み、ほうれい線が目立ちやすくなります。顔の筋肉を鍛えるエクササイズをしたり、美顔器を取り入れたりしてたるみ予防を行うといいですよ。