長所・短所を答える際に使える例文
長所・短所を答える際の例文を2つ紹介します。
具体的な例を挙げると説得力が増すため、実際にあった出来事やエピソードを交えて伝えるといいでしょう。
応募者について詳しく知ることができるだけでなく、入社後に活躍する姿をイメージしやすくなるためです。
長所の例文「計画性がある」
私は、効率性を重視しながら計画を立てることが得意です。
現職では複数のプロジェクトを同時進行で担当しているため、遅れを出して迷惑をかけないように、1週間単位のスケジュールを組んでいます。
効率良く進めることを重視して予定を組んでいたため、どんなトラブルがあってもこれまで一度もスケジュールが遅れたことはありません。
上司からも「忙しいのにしっかりやってくれて助かる」と言ってもらえました。
この計画性を活かし、御社での業務も効率的に進めて参ります。
短所の例文「優柔不断」
私は心配性な性格で、時に優柔不断になってしまうことがあります。
現職で勤務し始めた頃は、資料を作るときにどこまで詳細な情報を載せるべきか悩んでしまい、時間がかかっていました。
しかし、上司に話すことで「もっとシンプルで良い」というアドバイスを頂き、考え方を変え、必要な情報を取捨選択して作成するように心掛けています。
現在は、業務の最終目標を意識して考える基準を作るようにしており、資料作成にかかる時間が半分になりました。
性格の長所・短所を考えるときの共通ポイント2つ
性格の長所・短所を考えるとき、両者に共通するポイントが2つあります。
それぞれ詳しく解説するので、参考にしてください。
1.企業の社風や求める人物像を丁寧に調べる
長所・短所を考える前に、企業の社風や求められている人物像を徹底して調べましょう。
企業の社風や求める人物像からかけ離れた回答をしてしまうと、面接官へのアピールにならないためです。
社風や求める人物像は、企業の公式サイトの採用情報を見たり、企業口コミサイトを調べたりするのがおすすめ。
しかし、企業に合わせようと嘘をつくのはやめましょう。
面接官に見破られますし、企業とのミスマッチによって入社後に自分が苦しむことになります。
最悪の場合、仕事を続けるのが難しくなってしまう可能性もあるでしょう。
まずは企業が求める人材について研究してから、少しでも企業の求める人物像に近い長所・短所を考えてください。
2.性格診断ツールを使って長所・短所を見つける
長所・短所を探すときは、インターネットにある診断ツールを利用するのがおすすめ。
自分1人だと思い付きにくかったり、友人に聞くのは照れ臭かったり、客観的な判断ができなかったりするためです。
就職・転職者向けの無料性格分析ツールは多くのサイトで展開されています。
いくつかの質問に答えていくことで、自分の持っている強み・弱みへのヒントを与えてくれるため、自己分析に役立つでしょう。
また、有料ではありますが、ストレングス・ファインダーという自分の持つ才能や強みがわかる診断もあります。
書籍の購入か、オンライン決済で診断することができるので、特に自分の強みに興味のある人にはおすすめです。
なかなか長所・短所が見つからない場合は、性格診断ツールを使って見つけましょう。