【妊娠32週目のママの様子⑨】お腹の張りは?

妊娠8ヵ月に入るとお腹の張りも強く感じる時も出てきました。

時には、本陣痛がきてしまったのかと思うほど、我慢が出来なくなるぐらいお腹の張りや腹痛が強くやってくる人もいるようです。

この時期のお腹の張りや強い腹痛は、前駆陣痛といって、本陣痛の準備運動のようなものです。

本陣痛の時には、初産の人では猛烈な腹痛が起きて、10時間以上強くお腹の張りを起こさなければならないために、今からお腹の張りを起こすための練習を体がしているのです。

時には、我慢が出来ないほどお腹の張りや腹痛を感じて辛いこともあるかもしれませんが、このお腹の張りや腹痛は本陣痛がやってくるまで続くお腹の張りや腹痛なので特に対策できることはありません。

お腹の張りや腹痛を強く感じる時には、無理をせずに休むなどして、体に負担をかけないようにしましょう。

お腹の張りや腹痛を強く感じるとき、本陣痛と前駆陣痛の違いはどのようなものなのでしょうか。

前駆陣痛はお腹の張りのやってくるタイミングが不定期になります。

一方で、本陣痛はお腹の張りが定期的にやってくるようになります。

妊娠32週目でもしも本陣痛が起きてしまうと、早産になってしまいます。

あと5週間ほどはお腹の中にいてもらった方が、赤ちゃんのためにもいいので、お腹の張りが定期的になったと思ったら、すぐに病院に連絡を入れて指示を仰ぐようにしましょう。

【妊娠32週目のママの様子⑩】腰痛や背中痛、恥骨痛が!

妊娠32週目の頃というのは、お腹が大きくせり出すようになってくるので、背中が反ったような背骨に無理をかけるような姿勢になってしまいます。

また、子宮が骨盤を大きく押し広げるようになるために、骨盤や股関節の関節や靭帯に大きな負担をかけるようになります。

こういったことから、妊娠8ヵ月に入った頃から、腰痛や背中痛、恥骨痛などに悩むママが増えてきます。

妊娠中は痛みどめや湿布を使うこともできないので、こうした痛みが起きても痛みを取ることがなかなか出来ません。

お風呂に入ってよく温めたり、ストレッチをしたりして、痛みを軽減させるようにしましょう。

妊娠32週目のママの過ごし方は?

赤ちゃんが大きく育ち、お腹が大きくなってきたことで、お腹の張りなど、体に様々なトラブルが起きやすくなる妊娠32週目ですが、この妊娠32週目のママの過ごし方ではどのようなことをしたらいいのでしょうか。ここから妊娠32週目のママの過ごし方についてみていきましょう。

【妊娠32週目の過ごし方①】母乳のための食事を!

妊娠32週目になったら、いい母乳を出すための食事を摂るようにしましょう。

産まれたばかりの赤ちゃんにとって飲みやすい母乳というのは、サラサラした母乳になります。

ママが脂っこいものばかり食べていると、油分の多いドロっとした感じの母乳になり、赤ちゃんにとっては飲みにくくてまずい母乳になってしまいます。

赤ちゃんが飲みやすい母乳を作るためには、魚と野菜が中心の和食が一番いいと言われています。

どろっとした母乳になってしまう肉料理は週に2回から3回程度にして、和食中心のメニューを心がけるようにしましょう。

【妊娠32週目の過ごし方②】食事は回数を分けて!

妊娠32週目になると、大きくなった子宮が胃腸を圧迫するので、後期つわりが起こる人も少なくありません。

胃が子宮に押されて小さくなってしまっているので、この時期からは1回当たりの食事の量を減らして、食事の回数を増やすようにしましょう。

カロリーオーバーをしてしまうことは体重オーバーに繋がるので良くありませんが、かといってきちんと必要な栄養やカロリーを取らないと、お腹の赤ちゃんの皮下脂肪を増やすことも出来ませんし、出産に備えて体力をママが蓄えることも出来ません。

食事の回数を工夫して、必要な栄養はしっかりと取るようにしましょう。