高温期17日目に起こる症状について解説します。高温期17日目に基礎体温が下がる、もしくは出血がある場合でも、妊娠の可能性が0になったわけではありません。たとえ妊娠検査薬が陰性を示しても、その後に陽性へ変わるケースもあるのです。

高温期17日目・妊娠の可能性は高い?

高温期17日目は、生理の予定日を3日過ぎている状態です。妊娠の期待が高まりますが、可能性はどれくらい大きいのでしょうか?

実は、高温期17日目には普段と違う様々な症状が起こる時期でもあります。出血がある人や、基礎体温がいきなり下がる人など、ケースはまちまちです。
妊娠が期待される時期に、そのような症状が現れたら不安ですよね。

「病気の前触れ?」
「生理になってしまったの?」
「妊娠の可能性は消えたの?」

今回は、このような心配ごとを少しでも解決できるよう、高温期17日目に起こる症状について解説していきます。

高温期17日目・こんな症状はありませんか?

妊娠が確定していれば、高温期17日目は赤ちゃんのモトになる「胎嚢」が作られ始める時期です。最後の生理開始日を「妊娠0週0日」として計算すると、高温期17日目は「妊娠4週3日」となります。
当然、体内のホルモンバランスは大きく変化するため、様々な症状を引き起こしやすいのです。この症状を、総括して「妊娠初期症状」と呼びます。

高温期17日目の症状!体温が下がる時や生理がこない時の妊娠可能性は?
(画像=『Lovely』より引用)

高温期17日目に起こる「妊娠初期症状」とは?

高温期17日目の症状!体温が下がる時や生理がこない時の妊娠可能性は?
(画像=『Lovely』より引用)

妊娠初期症状は、主に次の5つです。
(1)胸の張り・痛み
(2)体全体のだるさ
(3)眠気
(4)下腹部の痛み
(5)熱っぽさ

高温期17日目にこのような症状が現れたときは、妊娠の可能性が大きくなっている証拠です。
早い人では、高温期17日目にしてすでに「つわり」の兆候が見られる場合もあります。食べ物の嗜好が変わったり、吐き気の症状に悩まされたりすることも多いようです。

妊娠の可能性があり、体調にも変化を感じたら、妊娠検査薬を使ったり、婦人科を受診することを検討しましょう。早い段階で妊娠を自覚することは、赤ちゃんのよりよい発育のために大切なことです。

高温期17日目・出血や体温が下がる症状は生理?

妊娠が確定している場合は、高温期17日目には妊娠初期症状が現れることがある、と述べました。しかし、人によっては、妊娠の兆候ではない別の症状が現れることがあるのです。

その中でもよく例として挙げられるのが、高温期17日目に出血や、基礎体温が下がるという症状です。
高温期17日目を迎え、妊娠の期待が高まっていたときにこのような症状が起きると、途端に不安になってしまいますよね。

たしかに、出血や基礎体温が下がる症状は、生理のしるしと見なされることがほとんどです。しかし、生理以外の原因によって出血や基礎体温が下がることもあります。
高温期17日目に出血や基礎体温が下がる症状があっても、結果的に妊娠していた、というケースは意外に多いのです。