高温期16日目に陽性でも妊娠しないケース(2)子宮外妊娠
子宮外妊娠とは、受精卵が子宮以外の場所で着床してしまう症状です。子宮以外の場所として挙げられるのは、卵巣・腹腔内・子宮頸管などです。子宮以外の場所で着床した受精卵は、正常に育たず、妊娠を継続することは不可能です。
しかし、この場合でも着床自体は完了しているため、hCGホルモンは分泌されます。その結果、正常な妊娠でなくても、妊娠検査薬は陽性を示すのです。
高温期16日目に陽性が出たら、婦人科を受診しよう
上記のように、高温期16日目の検査薬の結果が陽性であっても、まれに妊娠していないケースもあります。
いずれにせよ、高温期16日目に早期検査薬が陽性を示した場合は、生理予定日の1週間後(高温期21日目)以降に婦人科を受診しましょう。エコー検査をしてもらえば、赤ちゃんを妊娠しているかどうかはすぐに分かります。
早期に医師の診断をあおげば、万一妊娠に異常があっても、すばやい対応を取ることができます。赤ちゃんとお母さんの体の両方を守るため、妊娠検査薬と婦人科の利用は計画的に行いましょう。
高温期16日目に体温が下がるのは、生理の前触れ?
高温期16日目に基礎体温が下がると、その後に生理が遅れてやってくるというケースがあります。しかし、基礎体温が下がった後も出血が見られなければ、基礎体温の計測が間違っている場合があるので、注意が必要です。
そもそも、高温期と低温期の基礎体温の違いは0.3~0.5度ほどです。体調の浮き沈みや、天候の影響を受ければ簡単に変化してしまいます。高温期16日目に体温が下がるのは、計測が上手くできていなかっただけかも知れません。翌日、またすぐに高温期に戻る場合もあるのです。
つまり、「高温期16日目に体温が下がる=生理が来る」とは100%言い切ることはできません。早期妊娠検査薬の使用も検討しつつ、出血が見られるまで、少し様子を見ることが大切です。
高温期16日目の出血は、妊娠に関係有り?
まれに、高温期16日目に不正出血が起こる場合があります。この不正出血の原因は、大きく分けて4つです。
(1)排卵期出血
低温期と高温期の境目、つまり排卵日前後に出血が起こることがあります。
これは生理現象なので、特に心配はありません。
(2)婦人科系の疾患
子宮筋腫やポリープなど、重大な疾患が原因で不正出血が起こる場合があります。高温期に不正出血が続くようであれば、早めに婦人科を受診しましょう。
(3)妊娠が原因の出血
受精卵が着床するとき、子宮壁が傷ついて出血が起こる場合があります。これは「着床出血」と呼ばれ、50分の1の確率で起こる症状です。
(4)ホルモン治療中に訪れる生理
不妊治療のためにホルモン分泌を高める薬を服用している女性は、体温が下がることの無いまま生理が訪れ、出血するケースがあります。
ホルモン治療が原因の出血が考えられる場合は、主治医に今後の治療法について相談しましょう。
このように、高温期16日目に出血があった場合は、妊娠の可能性のほかにも様々な原因が考えられます。重篤な病気の初期症状であることも考えられるため、医師による診断をあおぐことも考えましょう。
まとめ:高温期16日目は、早期検査薬の使用がオススメ
もしもアナタが妊娠を希望しているのであれば、高温期16日目は早期検査薬を使用するタイミングとしてオススメです。もし陽性が出なくても、妊娠初期症状が続いたり、体温が下がる気配が無いのであれば、また期間を置いて検査薬を使ってみましょう。
自分の体の変化を、一番察知できるのは自分自身です。赤ちゃんの発育のためにも、常に自分の体に気を配るよう心がけましょう。
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