中央に座った新婦を囲むようにして撮影
コネスト女子スタッフも
かけつけてくれました!
改良韓服で来てくれた母(右)、
義母(左)と記念撮影
新婦がお姫様気分を味わっている一方で、新郎は両親とともに受付付近で次から次へと訪れる来場者にひたすら挨拶。こちらも、なかなか大変です。そうこうしているうちに、挙式開始3分前に!介添人に付き添われ、会場入口へと向かいます。
いよいよ人生最大のイベント、結婚式がスタート!
17:00 挙式
新郎新婦の入場に先立ち、まず2人の母親同士が手をつないで入場。祭壇のろうそくにそれぞれ火を灯し、一礼したら父の座る席へと向かいます。父親の入場が別途行われないのは、「オモニ(母)」の影響力が強いお国柄を反映してのことでしょうか?
韓国の結婚式では大抵、披露宴が行われないため、式場では自由着席。新郎側・新婦側に分かれて座るのが基本ですが、相手方の席に座っても特に問題ないそう。
また、しっかりドレスアップする日本と異なり、韓国の結婚式はとてもカジュアル!親族はチマチョゴリを着ることが多いですが、一般的に男性はスーツ、女性はワンピースなどきれい目の服装でOKです。
席次や服装に関して格式ばっていないのは、新郎新婦にとっても、来場者にとっても気楽で良いですね。
司会が2人のなれそめを紹介する中、いよいよ新郎新婦の入場です!大きな拍手と注目を受け、足がガクガク震えます。
司会は新郎の友人が担当
最近は新郎新婦の同時入場も多い
祭壇前で向かい合って一礼
主礼が結婚成立を宣言し、新郎新婦に「主礼辞(ジュレサ)」と呼ばれるお祝いの言葉を贈ります。
長々と語り続ける主礼も多い中、ユーモアを織り交ぜながら簡潔なメッセージをいただきました。
誓いの言葉を伝えたらメインイベントである指輪の交換…。ですが、ここでトラブル発生!
主礼から新郎新婦の指輪を逆に渡されてしまいました。新婦用の指輪を受け取ったコッコ、彼の手で一番細い小指にはめ、何とか事なきを得ました。
シャッターチャンスとはいえ、近づきすぎ~
新郎用のぶかぶかの指輪が新婦へ…
韓国の結婚式に欠かせない存在、主礼(ジュレ)
主礼とは日本でいう「媒酌人」。新郎の学生時代の恩師に頼むことが多いようですが、恩師の年齢が比較的若かったり、適当な人物が見つからない場合は、「主礼協会」などを通じて雇うことも可能です。
「大事な役割を担う主礼が初対面というのは形式的すぎる」という意見もあれば、「謝礼金額が定まっていて経済的」という声も。また、最近では主礼を省いた結婚式も増えていますが、家族や親族の同意を得るのは、なかなか簡単ではないようです。
サックスとピアノの音色でしばし癒される
彼の知人によるお祝いの演奏が終わり、あっという間に式はクライマックスへ。両親への挨拶です。
まずは新婦の両親へ、新郎はクンジョル(深いお辞儀)、新婦は胸元に左手を添えて90度の挨拶を。
次に新郎の両親へも同様に。最後に会場の来場者に向かって挨拶をし、退場します。
何と開始から約20分で式自体が終了してしまいました!
退場したら息つく暇もなく再入場の指示が。親族・友人たちとの記念撮影です。
大勢の人が行ったり来たりする騒々しい会場でカメラマンも大忙しですが、冗談を交えながらテキパキと列を整理していくのはさすが!