妊娠するとつわりなどで体調が大きく変化します。その中には食欲の変化もありますね。妊娠初期には人によって食欲が旺盛になったり、食欲不振に陥ったり症状が様々です。この記事では妊娠初期の食欲の変化とその対処法についてお伝えします。
妊娠初期に食欲が大きく変化する人は多いですよね!!
お腹の中に赤ちゃんを授かったことがわかると、旦那さんと一緒に大喜びするママさんは多いですよね!
でも妊娠初期というのは、赤ちゃんをお母さんのお腹の中でちゃんと育てられるようにするために、身体に大きな変化が起こるものです。
その代表的なものがつわりですよね。
つわりによって多くの妊婦さんが妊娠4か月までの妊娠初期に吐き気などに苦しみます。食欲も吐き気に伴って減る人が多いものですよね。
つわりの症状の中でも、初めて妊娠した妊娠初期の妊婦さんたちとってちょっと不可解なのが、食欲が旺盛になる人もいれば、食欲が減る食欲不振に陥って何も食べられなくなる人も出てくることです。
一般的に知られているつわりというのは、胃がむかむかしてゲーゲー吐いているようなイメージなので、食欲が減る食欲不振はわかるのですが、食欲が旺盛になってしまうというのはどういったことなのでしょうか?!
この記事では気になる妊娠初期の食欲の人によって大きく違う変化について、食欲不振、食欲旺盛それぞれの原因や対処法についてみていきたいと思います。
食欲の変化で妊娠に気が付く人も!!
ところで、妊娠しても、最初の1か月くらいは妊娠したことに気が付かないものですよね。
多くの人が妊娠に気が付いて、産婦人科を受診して妊娠が分かるのが、妊娠5週を過ぎたころになります。
しかし、妊婦さんの中には妊娠3週までの妊娠超初期に妊娠に気が付く人もいます。
自分の体調変化に敏感な人の中には、食欲の変化で妊娠に気が付いた、という人もいるんですね!!
これから妊活を考えている人は、そんな自分の身体の食欲などの体調の変化にも敏感になってみてはいかがでしょうか?!
妊娠初期の食欲の変化の原因とは?
まず、妊娠すると食欲に大きな変化が起きるのか、その原因についてみていきましょう。
妊娠すると、多くの妊婦さんがつわりという症状を起こしますよね。
つわりの原因はまだよく解明されていないのが本当のところですが、妊娠すると大量に分泌される黄体ホルモンのプロゲステロンが関係しているようです。
妊娠したばかりの妊娠初期には、子宮には赤ちゃんのベッドで赤ちゃんを守ってくれる胎盤もできておらず、まだまだ受精卵は何の力も持たずに、いつ流産してしまってもおかしくない状態で子宮の中にいます。
そのために内臓の筋肉や免疫系が受精卵を攻撃しないように、プロゲステロンは内臓の筋肉の働きや免疫系を抑える働きをします
そのために胃腸の働きが悪くなったり、風邪を引きやすくなってしまい、妊娠初期の妊婦さんの食欲に変化が起きてしまうのです。