【妊娠中】妊婦がうなぎやレバーを控えた方がいい時期【妊婦】

妊娠中はいつからうなぎやレバーの摂取を控えた方がいいのか気になっている人もいますよね。

いつからうなぎやレバーの摂取を控えた方がいいのかといったら、妊娠が分かったらすぐの妊娠初期には控えるようにしましょう。

妊娠中は妊娠初期に限らず、中期も後期も基本的にうなぎやレバーを控えた方がいいのですが、特にビタミンAの過剰摂取の影響が胎児に出やすいのはいつからかというと、妊娠初期の妊娠3か月以内だと言われています。

妊娠初期の妊娠3か月以内というのは、特に胎児の成長や細胞の分化が激しいので、ビタミンAの過剰摂取の影響を受けやすくなってしまいます。

また、ビタミンAというのは脂溶性なので身体に蓄積されます。

妊娠初期よりも前でも、妊娠前でも身体に大量にビタミンAが蓄積されていると、受精して細胞分裂が始まった直後に、母体のビタミンAの過剰摂取の影響を受けてしまいます。

もしもこんなことが可能であれば、うなぎやレバーを控えるのはいつからが理想的かというと、妊娠を考えている人は、妊娠前からビタミンAの過剰摂取に気を付けるようにしましょう!

また妊娠中期や後期でも胎児に影響がないわけではありません。妊娠中期後期関係なく、うなぎやレバーは控えるようにしましょう!!

【妊娠中】妊婦がうなぎやレバーを食べても良い量とは?【妊婦】

妊娠中の妊婦さんがうなぎやレバーを食べることは禁止されてはいません。

しかし、どのくらいの量までなら食べても良いのか摂取量が気になりますよね。

内閣府の食品安全委員会では妊娠中の妊婦さんの1日のビタミンAの上限の摂取量を2,700μgREとしています。

しかしこれは上限の摂取量なので、この摂取量を毎日食べ続けても良い、という訳ではありません。

1日に推奨される摂取量は650~780μgREとなっています。

ビタミンAというのは、他のビタミンと比べても比較的現代の食生活で摂取しやすいものになっているので、普通に食事をしていても、この推奨の摂取量を超えてしまうこともあるので注意が必要です。

【妊娠中】うなぎに含まれるレチノールの量は?【妊婦】

それでは具体的にうなぎにどのくらいのレチノールが含まれているのか見てみましょう。

食品成分表を調べてみると、うなぎ100g当たりに含まれているビタミンAの含有量は4400μgREとなっています。

一般的に市販されている、長いパックに入った1匹分のうなぎの重さが160gとなっているので、あのパックを丸々1人で食べてしまったら、ビタミンAの摂取量は7040μgREにもなってしまうことになります。

妊婦さんの上限とされる2,700μgREに摂取量に抑えようとしたら、食べても良いうなぎの量は約60gほどになってしまいます。

1パックの3分の1ほどですね。

推奨されている650~780μgREの摂取量に抑えようとしたら、1匹の10分の1ほどしか食べられない計算になります。

また他の食品からもビタミンAは比較的簡単に摂れることを考えたら、やはりうなぎの摂取は控えた方がよさそうですね。