【大自然】にまつわる田舎暮らしあるある

田舎暮らしあるあるを細かく紹介|移住した人だけが分かる田舎暮らしの真実
(画像=『移住したい』より引用)

自然の中でのライフスタイルは、田舎への移住検討者から高い支持を集めています。田舎暮らしを決めるきっかけの代表例として挙げられがちな大自然ですが、以下のようなあるあるに注意しましょう。

  • 田舎はどこへ行くにも車が必須
  • ネットで頼んだ荷物の費用が高い
  • 美しい自然環境も毎日住めば飽きる

自然に囲まれているということは、都市部から離れていることを意味します。都市開発などが行われていないことから、必然的に暮らしにくい条件が揃った移住先であるということを理解しなければなりません。それでは、各あるあるについて詳しくチェックしていきましょう。

田舎はどこへ行くにも車が必須

交通手段が充実していない点は、大自然の中での田舎暮らしあるあるです。田舎エリアは、電車やバスをはじめとする公共交通機関の便が良くありません。都市部のように本数や路線・ルートが多いわけではないので、主流な交通手段は車となります。

日常的に車の運転をする場合、車の購入費のほか、維持費がかかる点に要注意です。ガソリン代、自動車保険料、自動車税、修繕などがかさむことから、都市部での生活よりも出費が増えやすくなっています。
また、運転に不慣れな場合は、練習する時間も捻出しなければなりません。精神的なストレスが蓄積される可能性もあるので、それでもなお田舎へ移住したいかについて今一度よく考えてみましょう。

都市部で生まれ育った移住検討者の多くは、車なしの生活に慣れ切っています。「自然派の生活がしたいから徒歩で色々な場所に行きたい」「自然と共存したいから自転車だけ買おう」といったプランニングを行っている方は、田舎暮らし=車が必須という実態をきちんと理解することが大切です。

ネットで頼んだ荷物の費用が高い

自然が多いエリアで田舎暮らしをする場合は、送料が高いという点に注意しましょう。本格的な田舎暮らしを実現できる離島や僻地は、大都市から遠いというデメリットがあります。輸送費などが余分にかかってしまうため、ネットショッピングでの支払い金額が高額になりがちです。

「普段ネットで買い物をすることがないから大丈夫」「現地で色々と揃えるから心配ない」と考えていても、本当に必要な物が全て移住先で購入できるとは限りません。最低限度の物しか売られていない可能性も高く、移住先によっては頻繁に通販サイトなどを多用することになってしまいます。

質素な生活を目指している方以外は、輸送費のことも考慮しながら収支の事前計算を行いましょう。せっかくお買い得な商品をネットで見つけても、高額な輸送費が上乗せされてしまっては意味がありません。大自然=輸送費がかかるというあるあるを把握し、自身にとって許容できるかどうかを検討してください。

美しい自然環境も毎日住めば飽きる

息を吞むような美しい自然景観は、田舎移住を決断するメジャーな理由のひとつです。海、山、川、丘陵、島をはじめとする多彩な自然を楽しめる田舎エリアですが、飽きが来てしまう点についても考えなければなりません。都市部で生まれ育った移住検討者にとって、大自然は物珍しい環境です。

「こんなに素晴らしい景色を毎日見ていたい」「自然に囲まれた場所で田舎暮らしできたら楽しそう」と感じやすく、田舎移住を決める大きなきっかけになりがちです。しかし、どんなに綺麗な自然環境であっても、日常的に眺めていると感動が薄れてしまいます。

現実に引き戻されたような感覚に陥りやすくなっているため、田舎への移住を後悔する層も多数存在しています。田舎暮らしを希望している方は、都市部での生活や利便性を捨ててまで移住したいのかについて十分に考慮するよう心掛けましょう。

まとめ

田舎暮らしあるあるを細かく紹介|移住した人だけが分かる田舎暮らしの真実
(画像=『移住したい』より引用)

田舎暮らしは、イメージと現実の差が大きいライフスタイルです。夢や理想だけを抱えて移住した場合、マイナス面に辟易してしまう可能性が高くなっています。実際の暮らしぶりを理解するためにも、田舎暮らしあるあるの正しい知識を増やすことが大切です。
今回ご紹介した生活、お金、大自然に関するあるあるを把握し、田舎移住を実行する際の判断材料にしてくださいね。


提供・移住したい

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