大河ドラマ記念館近くを散歩

激安バスツアーが続々。5900円の世界遺産&大河ドラマ館ツアーに行ってみた
(画像=『女子SPA!』より引用)

渋沢栄一 青天を衝け 深谷大河ドラマ館

 14時10分にバスは富岡を出発し再び関越道に入り、15時10分に埼玉県深谷市の大河ドラマ記念館に到着。ここで1時間の見学時間となります。この入場料もツアー代に含まれています。

 場内はNHKの大河ドラマ『青天を衝け』のセットを移築したのか、似たものを作ったのかはわかりませんが、渋沢栄一とテレビドラマの撮影の裏話を覗けるもので、ファンの人はきっと楽しめるのだと思いますが、私にはちょっと退屈でした。

 そこで、5分ほどでさっと会場を見たあとは、事前に調べておいた会場近辺の深谷市を散歩することにしました。こんなことがなければなかなか来ることもない場所です。

 特に行ってみたかったのが昭和の中頃までの雰囲気がまるでタイムスリップのように残されている七ツ梅というエリアです。とても面白い、インスタ映えするエリアでした。

蔵を利用した14の店やイベントスペースが集結する七ツ梅酒造跡

 事前にはとバスに電話をして、各滞在地での予定滞在時間を聞いておいたので、時間の無駄をせずに済みました。  団体旅行といっても、決められた時間の中から、自分なりの自由時間を作ることはできるのです。

 また、多くの女性が富岡や深谷の自由時間を使って、お土産だけでなく地元の野菜や果物などを買って嬉しそうでした。安い、安いという声が聞こえてきます。買ったあと、荷物はバスに置いて次の観光ができるので、買い過ぎに注意ですね。

激安バスツアーが続々。5900円の世界遺産&大河ドラマ館ツアーに行ってみた
(画像=『女子SPA!』より引用)

富岡市のお隣・下仁田や、渋沢栄一の故郷・深谷はネギの産地としても有名

10時間のドライブと3箇所の観光と食事で5900円

 バスが最後の出発地を出る時にガイドさんから、関越自動車道で事故渋滞が発生しているので、羽生ICまで一般道を行き、東北道経由で出発地の新宿に戻るとのアナウンス。当初のツアー終了予定時刻の19時30分より遅くなるかもしれませんとのこと。

 冬の陽は落ちるのが早く、車窓からの景色も埼玉の浦和スタジアムや東京スカイツリーなどを時折楽しめるくらい。ここで、座席のUBS電源が役に立ちました。

 スマホで、毎週聞いているニッポン放送のオールナイトニッポンをラジコで聴きながら退屈せずに帰ることができました。新宿に到着したのは18時45分。

 10時間のドライブと3箇所の観光と食事。これで5900円。コロナでちょっとうんざりしている方へ。バス旅行はいかがですか?