満員電車で痴漢被害に遭ったらとるべき4つの行動
満員電車で痴漢被害に遭っても、パニックにならず冷静に行動することが大切です。
実際に被害に遭うと不安や心細さを感じてしまいますが、次の4つの行動で状況を打破しましょう。
- 音を出す
- 周りに助けを求める
- 通報する
- 行動を変えてみる
行動のポイントなどを詳しく解説していきます。
1.音を出す
音を出し、周囲に被害を伝えましょう。
満員電車で音が鳴ると目立ち、周囲からの目線を集められます。
痴漢犯は捕まらないために、周囲に犯行がバレたり目立ったりするのを避けたいと考えると予想できます。
そのため、大きな音をきっかけに、行為を辞めてくれる可能性があるのです。
満員電車で大声を出すのは勇気がいる行動なので、スマートフォンのスピーカーや防犯ブザーを活用しましょう。
2.周りに助けを求める
痴漢にあってしまいどうすれば良いのか分からない際は、周りに助けを求めてみてください。
スマートフォンに「後ろの人に痴漢をされています」などのメッセージを表示し近くの人に見せると、声を出すことなく被害を伝えられます。
警視庁が配信している「Digi Police(デジポリス)」というスマートフォンアプリでは、少ない操作で画面に「痴漢です 助けてください」と表示可能です。
周りの人が痴漢犯の手を掴んでくれたり、被害を確認して証人になってくれたりと、きっとあなたに協力してくれるでしょう。
3.通報する
新たな痴漢被害者を生まないためにも、通報を検討しましょう。
痴漢の被害を受けて「自分が悪いから」「なんだか恥ずかしい」と消極的になる必要はありません。
あなたの被害届がきっかけとなり、地域や駅の痴漢対策が強化されたり、被害の手口を共有することで逮捕の力になったりする効果があります。
最寄りの警察署や、鉄道警察に相談し、必要に応じて被害届を提出してください。
主要駅の鉄道警察の所在地は、警視庁の「痴漢被害相談」のページで紹介されているので、ぜひ参考にしましょう。
警察に連絡するハードルが高く感じてしまったら、駅員への報告でも問題ありません。
4.行動を変えてみる
今後痴漢被害に遭わないようにするため、行動パターンを変えることをおすすめします。
次のような行動パターンを、痴漢犯に把握されている可能性があるからです。
- 服装や髪型の特徴
- 電車を利用する時間帯
- いつも乗車する車両の位置
通勤のルーティンを考え直したり、複数人での移動を増やしたりすると、再び被害に遭うことを予防できます。
満員電車で痴漢に遭っても相手に危害を加えるのはNG!
通勤中の満員電車では、荷物で体を守ったり混雑する場所を避けて乗車したりして、痴漢被害を対策しましょう。
SNSなどで安全ピンを使った痴漢撃退方法が拡散されたこともありましたが、痴漢犯に危害を加えるのはNGです。
相手に怪我をさせてしまい、あなたが罪に問われる可能性があるためです。
さらには痴漢班を取り違えてしまうトラブルも考えられます。
逃げられない状況であれば、音を出したりスマートフォンを活用したりして、まずは周囲に被害を知らせることが重要です。
この記事を参考に痴漢を対策し、日々の通勤での心配ごとを減らしましょう!
提供・Rolmy
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