妊娠19週目に出血や腹痛?!流産なの?!

妊娠19週目というのは、比較的体調が安定していて、流産の危険性も少ない時期だといわれています。

しかし、流産の可能性はゼロではありません。

万が一、下痢や便秘といった胃腸症状を原因としない激しい腹痛や、子宮頸管ポリープや子宮膣部びらんといった出血しても問題のない症状を持っていないのに、妊娠19週目の頃に出血が見られた場合には、流産や切迫流産の兆候の可能性もあります。

心当たりのない腹痛や出血が見られた場合には、まずは病院で検査をして、その原因を特定することが大切になります。自己判断で大丈夫だとは思わずに、妊婦健診ではない時期でも病院へ行くようにしましょう。

妊娠19週目の過ごし方はどうしたらいい?

ここまで、妊娠19週目の赤ちゃんの発達な変化の様子や、ママの体調についていろいろと見てきました。

ママの体調も比較的落ち着いてはいますが、お腹の大きさも大きくなってきて、何かとマイナートラブルが起きやすい時期になりますね。また、落ち着いているとはいえ、流産の危険性は全くないというわけではない時期になります。

そんな妊娠19週目の過ごし方というのはどうのような過ごし方をしたらいいのでしょうか。ここからみていきましょう。

【妊娠19週目の過ごし方①】体重コントロールを!

妊娠19週目の過ごし方にぜひ行って欲しいことは、体重管理があります。

この時期というのは、つわりも治まって、食欲が戻ってきた上に、お腹の赤ちゃんも大きくなっていく時期になり、沢山の栄養やカロリーを必要とするようになってきている時期になります。

溢れんばかりに食欲がわいてきて、お腹の赤ちゃんのためにと思う存分食べてしまう人もいますが、現在の日本の食生活の中では、妊娠中のママが食欲に任せて食べたいだけ食べてしまうと、すぐに体重オーバーになってしまいます。

妊娠中期の理想的な体重増加は、一週間に500g程度となっています。

ボリュームのある食事やおやつを楽しみたい人は、ローカロリーな海藻やこんにゃく、寒天を上手に取り入れて、カロリーコントロールや体重コントロールを行うようにしましょう。

また、この時期には体重が増えすぎてしまう人がほとんどですが、中には出産後の体型の戻りを気にして、体重コントロールを厳密にし過ぎてしまう人もいます。

妊娠中にあまり食事を制限してしまうと、発達障害や知的障害の原因とも言われる低体重児になってしまう可能性が高くなります。

この時期には最低でも1週間に500gの体重増加は必要になります。妊娠中は体重が増えて当たり前です。お腹の赤ちゃんのためにも、最低限のカロリーと栄養はきちんと取ることが大切です。

【妊娠19週目の過ごし方②】無理のない範囲で運動を!

妊娠19週目の頃というのは、体調が安定してくれる人が増えてきます。

ぜひこの時期には、体重コントロールと、出産に向けた基礎体力作りをするために、無理のない範囲で運動をするようにしましょう。

マタニティーヨガやマタニティースイミングに通ってもいいですし、ウォーキングで足腰を鍛えるのもいいでしょう。

また、出産時には、股関節周りの柔軟性も必要になるので、ストレッチも行うと良いですよ。

運動をしていてお腹の張りを感じるようなら、無理をする必要はありませんが、ぜひこの時期には運動できるときに運動をして、体力づくりと体調をしっかりと整えるようにしましょう。