【妊娠19週目のママの様子④】シミや黒ずみが気になる!

妊娠すると、黄体ホルモンの分泌が増えることで、メラニン色素が刺激されるようになり、シミやソバカス、黒ずみなどの色が濃くなって、目立ってくるようになります。

特に、日に当たると妊娠前よりもメラニン色素が紫外線に反応しやすくなり、いつもよりも日焼けがひどくなりすぎたり、シミやソバカスが出来やすくなってしまいます。

お肌の健康を意識している人は、妊娠前から日焼け対策をきちんとしているでしょうが、妊娠中は妊娠前よりも、もっと日焼けには気を付けて、日焼けどめをしっかりと塗り込んだり、帽子や日傘、サングラスを必ず装着するなどの対策をしましょう。

妊娠中に黒ずみがひどくなったシミやそばかすは、出産後には徐々に色が薄くなっていきますが、それでも日焼けはお肌に良くありません。しっかりと UV 対策をするように気をつけましょう。

【妊娠19週目のママの様子⑤】正中線が気になる!

妊娠19週目の頃になると、正中線が気になるという人も増えてきます。

正中線というのは、妊娠中に妊娠線とは別に、みぞおちの辺りから恥骨の上まで、お腹の真ん中にできる縦線のことです。

妊娠するとどうして正中線ができるのかというと、受精卵が細胞分裂をして赤ちゃんになっていくときの名残だと言われています。

妊娠線は、あらかじめ保湿ケアをしておくことで予防や対策をすることが出来ませんが、正中線は対策を講じることができません。

しかも、メラニン色素によって色が黒く濃くなっていくので、どうしても目立ってしまいます。

対策としては、妊娠線ケアをすることしかありませんが、出産後には徐々に目立たなくなっていくので安心しましょう。

【妊娠19週目のママの様子⑥】骨盤が緩み腰痛が…

お腹の大きさが大きくなってくるにつれて、骨盤も緩んできます。

妊娠してから腰痛に悩むようになったというママもいるでしょうが、妊娠中期から急に腰痛がひどくなってきたという人も少なくありません。

妊娠19週目の頃に腰痛がひどくなる原因は、お腹の大きさが大きくなり、子宮が大きくなってきたことで、関節や靭帯が緩んでしまったり、子宮を支えるための靭帯に大きな負荷がかかるようになってきたからです。

妊娠中の腰痛は、避けようがないことですが、腹筋や足腰の筋肉を鍛えることで軽減することが出来ます。

体調が良い時には、ウォーキングをしたり、妊娠中でもできるスクワットなどで、足腰の筋肉を鍛えることをぜひ行ってください。

【妊娠19週目のママの様子⑦】よく眠れないママも!

妊娠19週目の頃になると、急に夜眠れなくなったという人が増えてきます。

妊娠すると、女性ホルモンの卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が増えますが、この時期にはエストロゲンの分泌量の方がプロゲステロンよりも多い時期になります。

プロゲステロンには眠気を催す作用がありますが、エストロゲンには眠気を抑える作用があります。

エストロゲンの分泌量がプロゲステロンよりも増えるために、眠れなくなる人が増えてきます。

また、お腹が大きくなってくることで、寝る体勢などが気になって眠れないという人もいます。

シムス体勢など、眠りやすい体勢を工夫してみてもいいかもしれません。