今回から4回にわたって実際に犬と遊びながら、愛犬を教育できてしまう、そんな方法をご紹介します。

こうしたやり方をマスターしておくことで、愛犬との生活が楽しさを増し、しかもしつけもできてしまうのです。ぜひ、覚えておいてください。

今回は「呼び寄せ」を応用した遊びをご紹介します。簡単なものばかりですから、ぜひ愛犬と試してみてください。

【獣医師監修】犬と遊ぼう 呼び寄せ
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

犬から1~2歩離れた所で、犬に食べ物を見せながら「○○、おいで」と呼びます。犬が近寄ってきたら、すぐにほめてあげ、その食べ物を与えます。犬がそれを食べたら、また1~2歩離れて同じように「おいで」と呼んでみてください。

これを何度も繰り返して、犬がすぐ来るようになったら、次は食べ物をポケットにしまい、手を叩いたり、床を指でトントン叩くなどの合図音を送って犬を呼んでみてください。それで犬が近寄って来たらポケットから食べ物を出してあげてください。

【獣医師監修】犬と遊ぼう 呼び寄せ
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

人間が軽やかに楽しそうに動きまわると、犬もいっそう楽しくなります。こうして、段々犬から離れる距離を長くしていきます。

ちょっとわがままになってきた犬でも、こうして遊んでいるといつの間にか、人間の後に従って歩いたり、呼ばれたら従うことを嫌がらなくなり、明るく素直な犬に変身していきます。

家族や友人が数人いるときなら、みんなで輪になって犬を囲み、変わりばんこに犬を呼び寄せ、来たときにはご褒美を上げてください。このやり方ですと、人間はのんびりと腰を下ろしたままで、犬には十分な運動をさせることができます。