大事な会議や受験などで緊張してしまう。

せっかく準備してきたのに、緊張のあまり本番で失敗してしまった。

そんな経験がある人は少なくないはず。

この記事ではなぜ緊張してしまうのか、緊張を克服するにはどうすれば良いのか、緊張を和らげる瞑想方法についてご紹介します。

緊張しやすい人のメカニズムとは?

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

まず、どうして緊張してしまうのかを知っておく必要があります。

緊張する理由は「慣れていないから」です。

例えば、毎日の通勤で緊張する人はいないと思いますが、はじめての場所に行くとなるとほとんどの人が緊張するのではないでしょうか。

緊張しているとき、体では何が起こっているでしょう。

まず、頭では脳をフル活用して目的を達成する手段をあれこれ考えます。

例えば「はじめての場所に行く」というのであれば、マップを見て東西南北を考えたり、早く歩いたりということです。

さらに、脳がフル回転している状態というのは交感神経が優位の状態です。

すると、筋肉や血管はキュッと引き締まり、血圧が上がり、心拍も上昇傾向になります。

緊張とは、つまりストレスがかかった状態なのです。

失敗できないプレッシャーが緊張の原因

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

さらに「はじめての場所に遅刻しないで行かなければならない」となると、失敗できないプレッシャーがかかりますよね。

これはストレスになるので余計に緊張状態=交感神経が優位の状態になります。

余裕がなくなるため、失敗のリスクも高くなるのです。

もっと言えば、慣れてないことをするときは、失敗する可能性が高いということです。

どうしても失敗したくない出来事に対しては、事前に準備や練習を繰り返して慣れることで、失敗のリスクを減らして緊張をしないようにするという方法もあります。

はじめての場所に遅刻しないで行くであれば、予定よりも1時間程度前に現地に到着し、現地で時間をつぶす。

大事な会議であれば、プレゼン資料を事前に同僚に披露して反応を見ておく。

あらかじめ「はじめて」ではない状況を作ることで、緊張は多少なりとも緩和されるはずです。

とはいえ準備不足で、慣れないこと、はじめてのことでも緊張をやわらげる方法がありますのでご紹介していきますね。