緊張を和らげる瞑想方法3選
1.目を閉じるだけの簡易瞑想
ヨガや瞑想の知恵を使った方法で、緊張を緩和させることも可能です。
人は目を閉じるだけでも、リラックス効果のある脳波「アルファ波」が出ることが解明されています。
緊張している、パニックになっていると感じたら「急がば回れ」の精神で、10秒から1分ぐらい目を閉じてみましょう。
これだけで、カラダがリラックスモードに切り替わります。
2.長く息を吐くだけの呼吸瞑想
フィギュアスケートの選手などによく見かけますが、演技に入る直前、出だしのポーズから音楽がかかるわずかの時間に「ふ〜っ」と大きく息を吐いている選手が多いですよね。
ヨガの世界ではよく知られた事実ですが、「吐く息」には「副交感神経」を優位にする働きがあるからです。
ため息のようなイメージで良いので「ふ〜っ」とか「は〜っ」と大きく息を吐き出してみましょう。
これでもカラダがリラックスモードに切り替わります。
3.ゾーンに入る究極の瞑想
瞑想が深まっているとき、すべてと一体になっている感覚を味わえますが、それはアスリートなどがよく使う「ゾーンに入った状態」です。
ゾーンに入った状態とは「超集中状態」とも言われ、集中を超え没頭した状態とされます。
大切なプレゼンテーションでも試験でも、その作業や行動に対する「評価」や「結果」を気にしすぎるとストレスがかかり、交感神経が優位の緊張状態になってしまいます。
そうなると実力が発揮できなくなったり、失敗しやすくなってしまうのです。
一切の邪念を取り除くためには、自分のすることに集中することが何よりも大切です。
100m走の選手が「ゾーンに入った」というときは「早く走ろう」ではなく「走ることと」心身が一体化しているのです。
- プレゼンの場合
- ×内容を人に伝えることに一生懸命になりすぎて資料を読みあげる。
- ○自分がプレゼンテーションと一体化し、その良さを心から訴える。
- 試験の場合
- ×問題をただ解く。
- ○問題に寄り添って、出題者の意図を理解し汲み取る。
- 楽器の場合
- ×うまく演奏しようとする
- ○楽器と一体化する。
何かと一体化しているゾーン状態。
ゾーンに入ることで、緊張から開放されて最高のパフォーマンスができるようになりますよ。
瞑想で緊張をとるには継続あるのみ
瞑想習慣で集中力がつく、緊張が緩和するという効果は1回でも体感できますが、「目を閉じても緊張が取れない」「息を吐いても緊張が取れない」という人が時々いて、それもやっぱり「やったことがない」「慣れていないから」なのです。
もし、プレゼンや受験を控えていて本番までに準備の期間があるのであれば、毎日5分でも瞑想の練習しておいた方が本番の時に活かせるでしょう。
- 楽器の場合
- ゆっくり息を吐く
- 少し長めに目を閉じてみる
- 呼吸と自分を一体化させる(ゾーンに入る)
緊張しやすい人ほど日頃の瞑想で、いざ緊張したときにさっと気持ちを変える練習に取り組んでおいた方が良いでしょう。
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