SNSが登場してから数十年。TwitterとFacebookは2008年に日本語版がリリースされ、Instagramは2014年に日本語アカウントができたそうです。すっかり私たちの身近な存在になったSNSですが、SNSでのトラブルや事件はもちろん昔からあったそうで…。今回は実録シリーズ「SNSでの失敗談&SNS上のヤバい人」から、過去の人気記事を再録します(初公開2017年10月20日、情報は掲載当時のものです)。
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最近はもう、誰もがやっていて当たり前と言ってもいい程にTwitterやFacebookが普及し…とても生活に密着したツールになっていますよね。
今回は、そんなSNS時代ならではのアクシデントに巻き込まれてしまった女性のお話を紹介しましょう。
好きな漫画家の話で盛り上がり、信用して住所を教えた
ある日、水野梨江子さん(仮名・30歳・漫画家)のTwitterに知らない女性からダイレクトメッセージが届きました。
「私的Twitter上でのルールなのですが、フォローしてきてくれた相手のプロフィール欄を見て“あ、この人漫画が好きそうだな”と感じたら全員リフォローするんですよ。なので、たまにこういう事があるんですよね」
メッセージを読んでみると、水野さんの初期の作品からのファンだとか。女性だという事もあり気楽にやり取りを始めました。
「私も彼女も楳図(うめず)かずお先生のファンという事をあり、趣味が合ったので昔の漫画の話で盛り上がったんですよね。すると、彼女から“昔、楳図先生が出演した歌番組をDVDに焼いて送るから住所を教えて欲しい”と言われたんです」
「ストリートビューで、お前ん家見たよ。」
何の躊躇(ちゅうちょ)も無く住所を教えてしまった水野さん。
「それから10日待ってもDVDは届かないし、ダイレクトメッセージも届かなくなってしまったので、心配になりこちらからメッセージを送ってみたんですよね」
すると、彼女からすぐに返信がきたのですが…。
「“ストリートビューで、お前ん家見たよ。めちゃくちゃしょぼいアパートに住んでるんだね~w 漫画家気取りの貧乏人かわいそうwww”って書いてあったんですよ!
も~ゾッとしましたね。そんな事がしたくて私から住所を聞き出したかと思うと…虫唾(むしず)が走りました」