2.好きな「野菜」をリストアップする
美容やダイエットを考える上で有効なのが、「野菜」。食物繊維、ビタミン、フィトケミカルなどが豊富に含まれていて、低カロリーで満足感を演出しやすい存在です。
栄養面で考えると緑黄色野菜が理想的ではありますが、苦手であればキャベツやもやしでも良いと思います。とにかく難しく窮屈に考えすぎないことが大切で、好きな野菜をリストアップして、日ごろから食卓に出す習慣を意識的に作っていけば、ヘルシーな献立は難しくありません。
また、野菜を食べることに執着して手の込んだ料理をしようとしなくてもOK。忙しいときは洗って切るだけ野菜(トマトなど)や果物(キウイ、ベリーなど)を食べるようにしています。冷凍枝豆を活用するのもオススメです。
3.好きな「ヘルシーメニュー」をリストアップする
「ヘルシーメニュー=低カロリーで味気ない食事」ではありません。
美しくなるための栄養素が豊富で、食べ応えがある食材の基本を調べ、好きそうなものを厳選して無理なく取り入れることができれば、自分好みのヘルシーごはんが完成します。
例えば、アボカドをたっぷり乗せて冷やしそばを作ってみると、濃厚さが加わって斬新な仕上がりに。ヨーグルトや冷凍果物、オートミールを合わせたデザートも簡単で罪悪感フリーです。
4.好きな「おやつ」を丁寧に食べる
ダイエットの敵とされるデザートも、単にカロリーセーブを考えるのではなく、好きなものをいかに丁寧に楽しめるか? ということを考えてみると、不本意な暴飲暴食も緩和されると思います。
例えば、焼き芋。サツマイモには食物繊維やビタミン類が豊富で食べ応えも十分ありますから、名店級の味を目指して自作をして楽しんでいます。市販モノで言えば、「チョコミルフィーユ」が好きなので、冷蔵庫にいつも常備して、ミルクをたっぷり注いだ紅茶と一緒にいただく時間を大切にしています。
5.好きな「食器」で食事をする
お気に入りの器は、食事シーンを豊かにしてくれる。これは長らく実践している経験から確信していることです。
盛り付けるものはなんでもよいのですが、器に意識を向けるだけで、食事全体に丁寧さが生まれ、食べるものにも意識が広がります。高級食器が良いということではありません。私はかわいいキャラクターモノが好きなので、少しずつ集めて愛用しています。
以上、嫌いなことや苦手なことは一切無用であることが少しでも伝われば幸いです。
自分の「好き」を大切にしながら、加齢の恐怖に脅かされることなく、美しさを磨いていけたら最高ですよね!
<文・撮影/食文化研究家 スギアカツキ>
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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