1990年から4年間、「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載されていた冨樫義博の大ヒット漫画『幽☆遊☆白書』がNetflixで実写ドラマ化されることが決定！キャストが続々と発表され、ネット上でも大きな話題を呼んでいます。
そこで今回は改めて、幽白世代ど真ん中の30代＆40代女性たち200人にアンケート*を実施。リアタイ組が選ぶ「『幽☆遊☆白書』で一番好きなキャラクター」はいったい誰なのでしょうか?! ※この記事には原作のネタバレを含みます。
まずは、10～6位まで一気に紹介！
●同率10位 桑原和真 5.5％／同率10位 幻海 5.5％
ベストテン枠ギリギリに滑り込んだのは、なんと幽白の世界を存分に盛り上げてくれたメインキャラの桑原和真！桑原は第一話から主人公の浦飯幽助の自称ライバルとして登場し、初期の一話完結連載時でもかなりイイ味を出していた、いわば幽白の屋台骨ともいうべき存在です。
友情に熱い男らしさや、恋にも一直線で誠実なところも含め、彼の能力は幽白ワールドに於いて確実に“人間最強”。なのに10位か……。桑原好きな筆者としては、正直この順位はちょっと納得いかないところはありますが、きっと彼は「1位じゃないけどベスト3には入るくらい好き」という立ち位置のキャラなのでしょう。彼の名誉のためにもそう思いたい！
そして同率10位には、幽助の師匠でもある幻海もランクイン。初登場時は年老いた姿ではありますが、暗黒武術会編で見せた一時的に若返った際の美少女姿にはビックリした人も多いはず。さらに戸愚呂弟との関係性に、胸キュンした女性読者もいたのではないでしょうか。地獄の道へと一人進んでいく戸愚呂弟に「本当に、バカなんだから全く」と切ない表情で見送る様は、大人になった今でも涙なしには読めません！
●同率8位 桑原静流 6.5％／樹（いつき） 6.5％
8位は桑原静流！メインキャラの弟よりも順位が上とはこれいかに（笑）。イケメンとは言い難い和真とは違い、クールビューティーな美形でさらに霊能力もかなりのものという脇にしておくには惜しいほど魅力的なキャラなのです。アニメ版のみで描かれた暗黒武術会での戸愚呂チームのオーナー・左京との淡い心の通わせ合いも、彼女を語る上では欠かせないエピソードでしょう。
もう一人の同率8位は、樹（いつき）。魔界の扉編に登場する仙水の相棒的な存在で『門番（ゲートキーパー）』と呼ばれる能力を持っています。彼を彩るエピソードの中でも最もインパクトが強かったのは、仙水に対するちょっと歪んだ愛情。正義のヒーローとして純心だったはずの仙水と出会った時に「時限爆弾と恋人をいっぺんに手に入れた気分だった」と回想しているあたり、妖怪とか人間とかもう関係なく危ない。ヤバい。最後には仙水と二人きりで静かな時を過ごすと消えていきましたが、きっとあれはあれで樹は幸せなんでしょうね……。ちなみに、仙水は12位にランクインしています。
●同率6位 雪村螢子 9.5％／同率6位 雪菜 9.5％
幽白のヒロイン2人が同率で6位にランクイン！雪村螢子は幽助の幼馴染でしっかり者の優等生。妖怪に襲われても暗黒武術会に乗り込んでも幽助が魔族だと知っても、そのスタンスは全く変わることがありません。そんなところにきっと幽助も惚れたのだとは思いますが……。最終回後、二人は無事に結婚したのかどうか。ちょっと気になるところではあります。
雪菜は氷女（こおりめ）一族の女の子で、邪眼師・飛影の双子の妹です。長らく人間に監禁されていましたが、その後助けにきた桑原に一方的に惚れられてしまうも、その想いには全く気付かず。兄である飛影のことも近くにいるのに気が付くこともなく……ちょっと天然なところも見受けられますが、ルックスがダントツに可愛いという点が評価されたのでしょうか。いつか、兄との再会をして欲しいものですが、兄＝飛影と知った桑原がどんな顔をするか見てみたいものです。
