SNSが登場してから数十年。TwitterとFacebookは2008年に日本語版がリリースされ、Instagramは2014年に日本語アカウントができたそうです。すっかり私たちの身近な存在になったSNSですが、SNSでのトラブルや事件はもちろん昔からあったそうで…。今回は実録シリーズ「SNSでの失敗談&SNS上のヤバい人」から、過去の人気記事を再録します(初公開2017年10月14日、情報は掲載当時のものです)。
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“粘着”という言葉は、一般的な意味は「ねばりけのあるものが他の物にぴったりくっつくこと。」(大辞林第2版より)です。
ネット上では、元の意味から転じて、延々と特定の個人に張り付いて書き込みするのを差す場合が多いようですね。
あなたは、ネット上で“粘着”されたことがあるでしょうか? ネット上だけではなく、実生活での知り合いに粘着されると、またストレスも大きいようで…。経験者の話を聞いてみました。
ママ友ランチ会を嘘の理由で欠席したらSNSからバレた
SNSのせいで粘着質なママ友に絡(から)まれまくるハメになってしまったという山寺裕美さん(仮名・36歳・アパレル)。
「Facebookやインスタはどちらかというと友人や仕事仲間に向けて投稿しているので、ママ友にはあえてアカウントを持っていることを伝えずにいたんです。でも、ひそかにチェックされていたみたいで……」
ことの発端は山寺さんのドタキャン。同僚宅でのホームパーティーを優先し、前日夜になって「子どもが発熱した」と嘘をついてママ友たちとのランチ会を断ってしまったところ……。
「休み明け、保育園でママ友たちに『熱はすぐ下がったの』などと嘘の尻拭いをしていたら、あとからやってきた仲間のひとりのAさんが『Facebook見たけど裕美さんあの日パーティー行ってたよね。お熱あるのに大丈夫だったの!?』と言ってきたんです。
私はもう、嘘がばれてしまうことへの焦りと、Aさんが私のFacebookを見ていたことへの驚きでちょっとしたパニック。しどろもどろになりながらも、『熱が下がって元気そうだったから夕方から少しお邪魔したの』と言い訳し、なんとかその場を収めました」