日常のうっぷんをTwitterで吐き出す方は多いですよね。好きなことをつぶやくために、匿名でアカウントを持っている方も少なくありません。しかし、内容や写真から人物が特定されてしまうこともあるようです。
「Rさんは、仕事熱心なタイプではなく、私には苦手なタイプの後輩でした」
婚活ばかりで仕事をサボる後輩
そう話すのは山内桜子さん(32歳/仮名)。小さいデザイン会社に勤めています。後輩のRさん(28歳)は仕事をうまくサボって婚活ばかりに熱心だったと言います。
「Rさんは男性に媚びるのが上手なタイプです。男性社員とは仲良く話しますが、私とは打ち解けていません。よく先輩として彼女の仕事の尻ぬぐいをさせられるので、イラッとすることが多かったです」
Rさんは、仕事が大好きな桜子さんと正反対の存在だったそう。
「よく彼女と一緒のチームにされるんですが、そうすると、仕事量は私と彼女で8:2くらいになっちゃうんです。彼女がダラダラしてるから、私がつい全部やっちゃう…というパターンです。それを上司に告げ口するのも大人気(おとなげ)ないからやりたくないし…」
桜子さんの仕事が早いのをいいことに、常にRさんはその影でラクをしていたんだとか。
大事件発生!
ある時桜子さんの会社が関わっている取引先のイベントのことで、主催者から会社にメッセージが送られてきました。
「内容は、匿名のTwitterのアカウントでイベントの悪口が書かれてあり、内容からしてうちの社内の人間のようだとのことでした。大事な取引先なので、上司は『おい、誰だよ!?』とパニックになっていました」
上司の報告に騒然となる社内。桜子さんも、メールと共に送られてきたTwitterのリンクを見て誰なのか特定しようと試みます。
「すぐに、『これってもしかして…』と思いました」
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