7月末、Twitterのとある投稿が注目を集めました。それは一見何の変哲もないレシートに見える写真…。しかし、よく見るとそれは刺繍(ししゅう)で作られたもの!投稿には「すごい技術!」「感性が良い!」といったコメントが寄せられました。

その投稿はこちら!

レシート?と思いきや手芸!ペヤングやお菓子の袋が刺繍でぬくもりある作品に
(画像=ひとり展hiraさんのTwitterアカウントより引用(以下同じ)、『女子SPA!』より引用)

この刺繍によるレシートは、ひとり展hiraさん(@hirayukihiro)による作品です。

こんなに細かい刺繍をするのは、かなりの時間がかかったのではないでしょうか…?とても根気がいりそうです。そもそもなぜレシートを…?

制作者のひとり展hiraさんに、詳しいお話をうかがいました!

レシート制作期間は約1週間!

レシート?と思いきや手芸!ペヤングやお菓子の袋が刺繍でぬくもりある作品に
(画像=レシートの刺繍を制作中、『女子SPA!』より引用)

――レシートを刺繍しようと思ったのはなぜですか?また、制作期間はどのくらいですか?

ひとり展hiraさん(以下ひとり展hira)「刺繍でレシートを作ろうと思った理由は、家計簿を付けようと取っておいたレシートを見て、なんとなく『あ、これで文字の刺繍しようかな』と軽い気持ちで始めたのがきっかけです。当時、刺繍の中でも“文字”を刺すのが苦手で、とにかく色んな“文字”の刺繍を練習していました。完成までは1週間程かかりました」

レシート?と思いきや手芸!ペヤングやお菓子の袋が刺繍でぬくもりある作品に
(画像=何気ない日常の物を刺繍にした、ひとり展hiraさんの作品たち。どれも再現力がすごい…!、『女子SPA!』より引用)

――いつから刺繍を始めたんですか?

ひとり展hira「刺繍を学んだのは高校生の頃です。服飾・被服専攻の学校に通っていたので、手芸に興味を持ちはじめた時期でした。そして、再び刺繍がマイブームになったのは今から10年前になります」

刺繍が完成する「達成感」がたまらない!

レシート?と思いきや手芸!ペヤングやお菓子の袋が刺繍でぬくもりある作品に
(画像=カルピスウォーターのロゴの刺繍。背景の青空にマッチしています。、『女子SPA!』より引用)

――刺繍を好きになったキッカケなどはありますか?

ひとり展hira「社会人になって、休日の趣味を探していた頃に『あ、また刺繍しようかなぁ』と思い、学生の頃、手芸の中で1番好きだった『刺繍』を始めました。これがきっかけで、刺繍の魅力に完全にハマってしまいました。

とにかく無心で黙々と手を動かしていると、『今日嫌な事があったな…』などモヤモヤしていた気持ちが整うような、心が落ち着くような感じがあります。そして何より、作品が完成した時の『達成感』がたまらなく嬉しいです。今でも長く続いている理由なのかなと思います」