11月といえば?季節のあれこれをご紹介!

11月といえば、どんなことを思いつくでしょうか。秋、文化的な月、30日で終わる月など、いろいろな考え方が出てくることでしょう。皆さんにとって11月といえばどんな月になりますか?

ここでは「11月といえば○○」というキーワードをモチーフに季節の風物詩や11月ならではの食べ物など、連想するイベントをピックアップしてご紹介。11月を有意義に過ごしたい!という人におすすめの記事です。

11月といえば【風物詩や行事など】

11月といえば思いつく事をまとめました。季節を感じる食べ物・言葉・行事などをご紹介
(画像=pixabay.com Folkより引用)

11月といえば「カレンダーの残りが今月も含め2枚」「NOVEMBER」といったカレンダーから受け取れる情報のほか、「年末近し」「冬の始まり」といった心の準備を始める月になるかもしれません。

11月といえば思い浮かぶ歳時記や風物詩を集めました。季節を感じられないほど忙しい毎日を過ごしている人も、11月ならではのひとときを想像してみましょう。

11月の別名は?

11月といえば、カレンダーの和名が気になるところ。11月の旧暦は「霜月(しもつき)」で、英語では「NOVEMBER」といいます。

英語での11月の由来は、ローマ暦での9番目の月という言葉からきています。ラテン語の「novem(9番目の、第9の)」という単語から成り立っているのだとか。

また11月の異名として、「神楽月(かぐらつき):収穫を感謝する神楽が奉納されていたことが由来」や「雪待月(ゆきまちづき)」という言葉も見られました。

11月の誕生石や色

11月といえば誕生石はトパーズです。新解釈ではシトリンという貴石も誕生石の仲間入りを果たしています。

11月をイメージさせる色は、赤く染まったモミジをイメージした「紅葉色」や、冬になると日本に渡来する鶸(ヒワ)の緑色をイメージした「鶸色」などがあげられます。

11月といえば冬が近いことを感じる季節。木々の葉や実った果実のように、深くこっくりとした色合いがイメージできるでしょう。

11月の祝日や行事

11月といえば「文化の日」と「勤労感謝の日」が祝日として制定されています。また、11月15日は七五三という子供の成長を祝う行事も存在します。数え年になりますが、男児は3歳と5歳、女児は3歳と7歳でお祝いするのが一般的です。

海外の行事で11月といえば「感謝祭」ですね。この日から新年まではホリデーの季節であり、贈り物やご馳走の準備に奔走する時期といわれています。11月といえば、読書や趣味など文化的な生活を始める人も見られます。

11月とボージョレワインの謎

11月といえばボージョレヌーボーワインの解禁日があります。11月第三木曜日の午前0時がワインの解禁日にあたりますが、日本は日付変更線の兼ね合いから本場フランスよりも、8時間早く新酒の味が楽しめるといったことから例年フィーバーが巻き起こります。

その年に仕込んだワインの解禁日というだけで、ここまで大きな騒ぎになるのは日本だけのようです。11月といえば、新米仕込みの日本酒が出回り始めます。この時期と重なることも理由といえるでしょう。

11月といえば【季節のあいさつなど】

11月といえば思いつく事をまとめました。季節を感じる食べ物・言葉・行事などをご紹介
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11月といえば、季節の移り変わりを感じるとともに言葉の中でも何かしら変化を伴う時期です。「暑い」時期から「寒い」時期へバトンタッチが完了した季節となります。11月といえば、どんな言葉が存在するかまとめました。

会話の中でも「秋が終わり、冬が始まるころ」を感じさせる話題が上ったとき、機知に富んだ受け答えができると素敵です。季語や時候の挨拶などを見ていきましょう。

11月は二十四節気でいつ頃?

11月といえば、冬の始まりを意識する人が多いでしょう。11月の初旬には二十四節気の一つ「立冬(りっとう)」の季節に入ります。中旬の時期には「小雪(しょうせつ)」の時期に移り、北海道や東北地方、山間部では雪の便りも届きます。

11月といえばスキー場開きの季節です。雪不足が騒がれていますが、標高が高いところにあるスキー場などでは雪の量を確保し、スキー客を待ち始める時期とも言えます。

手紙のはじめに書きたい「時候あいさつ」

11月といえば、秋の終わりや冬の始まり、地域によってどちらの意味合いでも受け止められる時期です。

上旬には「末枯野美しき晩秋の候」「残菊の候」というような秋の植物や風景を連想される美しい言葉を用います。

中旬~下旬となると「立冬のみぎり」「霜秋の折」といった、冬が近いことをイメージできる言葉が使われます。11月といえば絵手紙として記すイラストでも、紅葉や冬眠に向けて奔走する動物などを記すことが多いですね。

11月を連想できる季語

俳句では、季語を用いて季節や11月という明確な時期を表します。11月といえば、「初時雨(はつしぐれ)」「星の入東風(ほしのいりごち)」といった季語が用いられます。

また北原白秋の命日が11月にあることから「白秋忌(はくしゅうき)」という季語も。

なお、11月といえば「小春日和」という季語も用いられます。この時期特有のよく晴れた春のような陽気のことを指しているので、言葉の用法に注意しましょう。