見た目にインパクトのある「亀のポーズ」

かなりの柔軟性が必要になり、難易度は高めのポーズです。

今回は、そんな亀のポーズを掘り下げてみましょう。

亀のポーズとは?

ヨガの亀のポーズ|4つの効果と正しいやり方を解説
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)
ポーズの形が甲羅を乗せたカメの姿に似ていることから「亀のポーズ」と呼ばれています。 サンスクリット語では「Kurmasana(クールマ・アーサナ)」と呼ばれ、「Kurma(クールマ)」は「亀」という意味です。 ポーズを完成させるのはなかなか難しく、上級者向けのポーズとして知られています。 ハムストリングスや背中、股関節まわりの高い柔軟性が求められます。 また、このポーズを継続することで、全身の高い柔軟性をキープすることにもつながります。 初心者には難しいですが、それこそ亀のようにコツコツ気長に継続して取り組むことにより、理想的な亀のポーズに近づいていくでしょう。 ## 亀のポーズで得られる4つの効果
ヨガの亀のポーズ|4つの効果と正しいやり方を解説pg
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

「亀のポーズ」ができるようになると、さまざま効果が期待できます。

また、ポーズが完全にできなくても、取り組むことでも効果が得られるので、ぜひ無理のない範囲で取り組みましょう。

亀のポーズの主な4つの効果をご紹介します。

ハムストリングスの柔軟性アップ

前屈がつきにくい方に多いのが、 “ハムストリングスが固い”ということです。

太ももの裏側の筋肉であるハムストリングスが固まっていると突っ張ってしまい、前屈が制限されてしまいます。

この「亀のポーズ」は、ハムストリングスの高い柔軟性が求められると同時に、挑戦することでハムストリングスのストレッチにもつながるポーズです。

前屈が苦手な方は、ぜひ継続して取り組んでみましょう。

腰痛緩和

「亀のポーズ」は少しずつ下半身の柔軟性を高めると同時に、背中まわりの筋肉の柔軟性も高めてくれます。

毎日のデスクワークで縮みがちな腰を伸ばし、腰痛や坐骨神経の緩和につながります。

また、ヘルニアの予防にも効果が期待できます。

継続して取り組むことで、腰痛になりにくいカラダ作りにつながります。

肩こり解消

「亀のポーズ」では手を横に広げていき、肩甲骨まわりをストレッチできます。

ポーズに慣れてくると、肩甲骨が気持ち良くのびる感覚が得られます。

また、ポーズの完成度が高まるにつれて、背中に開放感を感じられるでしょう。

肩甲骨まわりの柔軟性が高まるので、肩まわりの血行が促進され、肩こりしにくいカラダにつながります。

心が落ち着く

ポーズを取ることでカラダ全体にストレッチ効果が得られ、リラックスすることができます。

また頭を下にすることで、頭部に新鮮な血液が巡り、リフレッシュ効果も期待できます。

このポーズの完成形では胸がよく開くため、呼吸を深めることができ、気持ちを落ち着かせて心の安定につながります。