ハリウッドで活躍するエリック・バナですが、彼はどんな作品に出演しているのでしょうか。この記事では、大人の色気があふれるエリック・バナのプロフィールをまとめます。彼がコメディアンだったという噂の真相にも迫りますので、エリック・バナのファンの方はもちろん、俳優としての彼の活動が気になる方も、ぜひチェックしてみてください。

エリック・バナのプロフィール

エリック・バナのプロフィールを詳しく!代表作から最新出演作まで紹介!
(画像=indaily、『Sorte plus』より引用)

まずはこの記事で紹介するエリック・バナの基本プロフィールをまとめます。エリック・バナは1968年8月9日生まれ、オーストラリアのビクトリア州メルボルン出身の俳優・コメディアンです。

1993年より活動を開始しました。デビューしたのは、1993年のテレビシリーズ『Full Frontal』でのことです。父はクロアチア人のイヴァン、母はドイツ人のエレノアです。

エリック・バナは実はコメディアンだった?

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(画像=abc、『Sorte plus』より引用)

俳優として知られるエリック・バナですが、実はコメディアンだったという噂があります。果たしてその噂は真実なのか、エリック・バナがコメディアンであったという説に迫ります。

有名俳優のものまねで注目を集める

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(画像=thedailynewnation、『Sorte plus』より引用)

エリック・バナは高校を卒業したのち、シドニーの演劇スクール『ナショナル・ドラマティック・アート』に入り、演技の勉強をしました。彼がスタンダップコメディアンとしてデビューすることになったのは、1991年のことです。

スタンダップコメディというのは、立った状態でソロで話をする芸のことであり、日本でいう「漫談」にあたります。例えるならば、綾小路きみまろのような芸風ということになるでしょう。

コメディアンとしてデビューしてからは、1993年から1996年までの三年間、コメディ番組『Full Frontal』にて数々のモノマネ芸を披露していました。

この時見せたのは、アーノルド・シュワルツェネッガーやトム・クルーズなどの名だたる名俳優のモノマネです。これらの芸を経て一躍人気者になったエリック・バナは、コメディアンとしても高い才能を持っていたことがわかります。

2000年公開の映画で一躍有名俳優に

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(画像=GQ、『Sorte plus』より引用)

エリック・バナが俳優として花開くことになったのは、2000年に公開された映画『チョッパー・リード 史上最凶の殺人鬼』に出演したことがきっかけでした。この時まで、彼は主に陽気なキャラクターを演じることが多かったのですが、この作品ではシリアスキラーを演じることになりました。

これまでとは打って変わって恐ろししい殺人鬼を演じることになったエリック・バナですが、見事にこの役を自分のものとし、映画スタートしての名を知らしめることになりました。

彼が担当したこのキャラクターとは、オーストラリアに実在していた殺人鬼マーク・“チョッパー”・リードです。肉切り包丁という恐ろしい呼び名を持つこの殺人鬼の、狂気に塗れた人物像をうまく表現しました。

チョッパー・リードは19件にものぼる殺人を犯しており、その自伝を元にしたこの作品ではバイオレンスな描写が話題となり、エリック・バナの新天地となりました。彼は殺人鬼になりきるべく、ジャンクフードばかり摂取し体重を15キロも増量したとのことです。

また、殺人鬼を根本的に真似するため、恐ろしいことにチョッパー・リード本人と監獄に入り生活を送ったのだと言います。コメディアンとしての経験をもとに、得意のモノマネで殺人鬼を持ち前の洞察力で真似た彼は、スクリーン上で恐ろしいシリアルキラーとなりました。