几帳面な性格の短所③丁寧過ぎるが故に仕事が遅い
これも短所として挙げましたが、裏を返せば長所になるものです。
几帳面な性格の短所③は丁寧に仕事や作業をし過ぎるが故に、行動が遅いというものです。
丁寧なのは良いことですし、正確な作業は信頼を生みます。
しかし時と場合にもよりますよね。
繁忙期、ある程度の融通を利かせて作業をしないといけない部分を、いつも通りゆっくり丁寧にしていれば追いつきません。
今くらいはちょっと急いでよ…と仕事場の人から思われることもあります。
ただし長所になりえる部分が多いのも事実。
間違った手順で仕事をされて後から手直しをするのはとても手間がかかるものです。
それだったら最初から間違わずに丁寧に仕事をしてもらったほうが手間はかかりません。
それに接客関係であれば信頼関係を生みやすいです。
お金にまつわる仕事も几帳面な性格の人の転職と言えます。
短所でもあり、長所ともなるのがこの心理の特徴ですね。
几帳面な性格の短所④自分に厳しく他人に厳しく
几帳面な性格の短所④は自分にも他人にも厳しいという心理が働くというものです。
①でも挙げた通り、融通が利かないのも特徴でしたが、それは忠実にルールを守るからです。
自分に厳しくし、ストイックになるあまり、他人にも同じ水準を求めてしまいます。
几帳面な性格の人でしたら良いかもしれませんが、世の中そんな人ばかりではありません。
人に厳しくしたいという意味であれこれ言っている訳ではありませんが、周囲の人はそういう意味でとってしまいます。
自然と人から敬遠されることも珍しくありません。
自分に厳しすぎるというのも、見ている周りを辛くさせるもことがあります。
几帳面な性格の人が自分に厳しくしているのに、自分はこのままでいいんだろうかと落ち着かない心理が働き、周囲の人がストレスを感じることも。
ほどほどにしておかないと、友達を失くしてしまう事にもなりかねません。
几帳面な性格の短所⑤人付き合いが苦手
几帳面な性格の短所⑤は人付き合いが苦手というものです。
もちろん人付き合いの上手な几帳面な性格の持ち主もいらっしゃいます。
ただ、几帳面であるが故に人付き合いにも手が抜けず辛い思いをするという意味で人付き合いが苦手ということなのです。
人付き合いをしていれば、様々な性格の人と知り合いますよね。
だらしがない人、自分に甘い人、怒りやすい人、わがままな人…。
こんな人たちは几帳面な人からしたら苦手です。
どうしても自分の几帳面な部分を押しつけてしまいそうな心理になるし、許せないという心理も働くのです。
結果それが几帳面な性格の持ち主のストレスとなってしまい、あまり社交的でなくなります。
気心の知れた、ストレスのたまらない友人とばかりつるむので、交友関係が広くないのも特徴のひとつです。
几帳面な性格になる方法を知りたい人にとっては、ちょっと辛い部分があるかもしれませんね。