止まらない物価上昇で家計の見直しは必須。しかし、節約で生活水準を下げ、せせこましく生きるのはシンドイ……。そこで、節約しながら日々の生活を豊かにするコツを賢人たちが伝授!
今回は、八百屋歴10年を超える野菜流通のプロ・青髪のテツ氏と料理研究家・イガゴー氏に“生活水準がアガる”食費節約術を聞いた。
“旬野菜”を食して年15万円の節約実現
野菜の価格が高騰し、家計を直撃している。そこで八百屋歴10年の青髪のテツ氏が推奨するのが“旬の食材”という視点だ。
「旬の野菜は平時より安く、栄養も味も抜群です。例えば、夏が旬のピーマンなら体を冷やす作用のあるカリウムなどの栄養が豊富。また、同じく夏が旬のトウモロコシは、この時季糖度が高くなり味もピカイチ。値段も僕のお店では6月頭ごろは250円だったものが、旬に近い6月末になると110円前後と半値近くになっていました。
安くて美味しい旬の野菜を買うコツは情報収集をしっかりすること。僕もTwitterで、野菜の相場情報を随時発信しています」
そこで青髪のテツ氏のアカウントをのぞいてみると、「玉ねぎ、きゅうり、ピーマン、おくら、なす、ブロッコリーが今より値下がり」とのツイートが(7月12日)。このようなSNSを上手に活用したい。
余った袋詰めの野菜で時短節約レシピ
一方、安さに釣られて買った袋詰めの野菜はどうしても余りがち。
そこで“野菜ひとつ”を使った「しかない料理」の研究家であるイガゴー氏提唱のレシピを下記で紹介する。
「例えば、このあとご紹介する『サラッといけるトマトの夏カレー』なら、1食あたり2人前ワンコインで済みますし、すぐ作れるので、時短にもなります」
“旬の食材”を食すのはある意味究極の贅沢。それで節約がかなうなら言うことなしだ。
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