夫婦関係の破綻のきっかけ⑤働かない

どんなに愛し合っている夫婦でも、生活をしているとお金がかかります。 しかしその現実に向き合わずに、結婚しているのに収入にならない夢を追い続けたり、定職に就かない、または些細なことを理由にして仕事をすぐに辞めてしまうという人がいます。

最初はそんな気ままなところや、夢見がちなところも「かわいい」「ステキ」と魅力に感じて、「私が支える」「夫婦どちらかが稼げばいい」そう思っていた女性でさえが、やがて見放すようになります。

金の切れ目は縁の切れ目と言われるように、夫婦関係を継続していくためには、お金や仕事は重要です。働かない、もしくは働く意欲が低い男性と結婚した場合、本人たちが思っている以上に早く、夫婦関係が破綻するのです。

この場合の修復・改善方法

生活がままらないほど、お金に困っている時は、夫との別れを切り出すしかありません。 夫婦関係修復を考えるなら「○月までに就職して」「○月までに就職して、何があっても1年は働き続けないなら離婚する」と明確な条件を提示しましょう。

それでも仕事をしない、何かと理由を言っては仕事を辞めてくるなら、本格的に離婚した方がいいでしょう。自分が我慢すればいいと思っている女性がいるかもしれません。しかし、今と同じ生活を5年10年と続けたいのか、それで自分が幸せなのかをよく考えてみましょう。

夫婦関係の破綻のきっかけ⑥教育方針の違い

子供が生まれる前は、あまり子供の教育方針について話してこなかったので分からなかったけれど、子供が生まれた途端、極端に教育熱心になる人がたまにいます。また逆に、子供が生まれても、世話をしない、自分の子供という自覚が生まれないという人もいます。途中までは上手くいっていたのに、子供が幼稚園、小学校へ行くタイミングで、どのような学校に行かせるのか、習い事をさせるのかでケンカになる夫婦もいます。

教育方針というのは、ある意味で正解がない問題です。 キッチリ塾や習い事に行かして、それが良いきっかけになって、成績優秀になる子供もいれば、それが悪いきっかけになって、勉強や学校嫌いになる子供もいます。

偏差値の高い学校に進学しても、いじめにあって退学する場合もあれば、ずっとエリートと呼ばれる道を歩む人もいます。

正解がないことだからこそ、教育方針の違いは夫婦関係が破綻するきっかけに発展することがあるのです。 考え方は違っても「子供の幸せ」を願うことには違いはないはずです。教育方針の違いでケンカしているのを、子供に見られたら「自分は生まれてこない方がよかったのかな」と不安な気持ちにさせてしまいます。

大切な子供をこのような不安な気持ちにさせてしまっては、本末転倒です。何が本当に大切なのか、夫婦共によく考えた方がいいですね。

この場合の修復・改善方法

先程も述べましたが「子供の幸せを願う」ことは同じはずです。 子供が自分の意志を伝えることができる年齢なら、本人にどうしたいのか尋ねましょう。

また、夫婦二人だけで話し合いをしていても平行線になりやすいので、家族やママ友の中で、自分の子供よりも年齢が上の子供を育てている人の意見も聞いてみましょう。

妻の意見を受け入れられなかった夫でも、たとえば夫が通わしたいと言っている○○幼稚園に、実際通わしている人の意見を聞くことができれば、考え直すきっかけになるかもしれません。

他の夫婦関係が破綻したきっかけでも言えることですが、夫婦で解決できない時は、必ず第三者に話し合いに入ってもらうようにしましょう。

【注意】夫婦喧嘩を子供に見られたら!

夫婦喧嘩はなるべく子供に見られないように、子供が眠った夜などに、なるべく声を抑えて行う人が多いのではないでしょうか。しかし話し合いのつもりが、いつの間にか言い合いになってしまい、声を荒げて汚い言葉で相手を罵るようなこともあるかもしれません。

そんな姿をもし、子供に見られたら、子供はどのように思うでしょうか?

子供の年齢にもよりますが、子供にとって大好きなお父さんとお母さんが喧嘩をしている、怒鳴り合っている、怖い顔をしているというのは、大人が考えるよりも凄まじいストレスになります。

両親の喧嘩を見たのがきっかけで、おねしょをするようになった、夜泣きをするようになったという話もよく聞きます。

中には夫婦喧嘩を子供に見られたのがきっかけで、我に返って「夫婦喧嘩は二度としないでおこう」と思える人もいるようです。

もし子供に見られたとしても、子供が不安に感じないように、喧嘩や言い合いではなく、冷静な話し合いをするようにしましょう。本人は冷静なつもりでも、子供は親の言葉遣いや表情がいつもと違うかどうかを、よく観察しています。

夫婦関係は壊れたら修復不可能!夫婦関係を保つためにすべきこととは!
(画像=『lovely』より引用)

どうしても冷静になれそうにない時は、子供を両親に預けたり、ファミレスやカフェなど、あえて人目がある場所で話し合いをしてみるのもおすすめです。

夫婦関係が破綻したとしても、それは子供には関係ないことです。なるべく子供が思い描いている、大好きなお父さんとお母さん像を壊さないように気をつけましょう。

喧嘩を子供に見られた後に、子供の様子がおかしいと感じることがあれば、カウンセラーなど心理療法士の手を借りた方が良い場合もあります。子供の心はとても繊細な物ということを、決して忘れてはいけません。

夫婦関係は壊れたら修復不可能!夫婦関係を保つためにすべきこととは!
(画像=『lovely』より引用)