犬も食わない夫婦喧嘩。 他愛もないちょっとした夫婦喧嘩も子供にかなりの悪影響を与えるって知っていましたか? 人格が変わってしまうこともあるんです。 自分の子供がそうなってしまったら、どうしますか?? どのような影響を与えるのか説明していきましょう。

夫婦喧嘩と子供

夫婦喧嘩の子供への影響7つ!かなりの悪影響が?
(画像=『lovely』より引用)

両親が夫婦喧嘩を始めると、子供や赤ちゃんは大抵、泣くと思います。 いつも優しい両親が、怖い顔をして怒鳴り合っているのですから、何が起こったのか理解できず、ただ、ただ、怖くて泣くわけです。 止めさせようと、泣きながら仲裁に入って来る子供もいるのではないでしょうか? その不安な気持ち、分かりますか?

頻繁に夫婦喧嘩をする両親を持つ子供は、その回数だけ、恐怖や不安、ストレスを強く感じてしまうので、それが心を抑圧していまい、様々な支障を起こすようになります。 成長の過程で、人格が変わってしまうこともあるのです。

両親が、すっかり忘れてしまうくらいの、些細な喧嘩でも、子供にとっては大問題。 子供や赤ちゃんにとって、育つ環境はとても重要なのです。

夫婦喧嘩が子供に与える影響~①心を閉ざす

両親の夫婦喧嘩は、子供に大きな悪影響を及ぼします。 その1つが、子供が強く孤独感を持ってしまうということが挙げられます。

大好きな両親が、今まで見たことがないような怖い顔をして、泣く、怒鳴るなどの行為をしていると、子供はとても心を傷めてしまいます。 ある程度、大きい子供は、思わず仲裁に入る子もいるでしょう。 何とかして喧嘩を止めさせようと思うのです。

そして、両親が夫婦喧嘩をしているのは、自分のせいかもと思い、疎外感を感じてしまい、父親にも母親にも近寄れなくなり、やがて、心を閉ざすようになってしまいます。

夫婦喧嘩の子供への影響7つ!かなりの悪影響が?
(画像=『lovely』より引用)

小学校くらいの子供の場合は、両親に夫婦喧嘩をして欲しくない一心で、両親の前では良い子を演じ、自分の本当の気持ちは決して出さない子供が多いです。 本当の気持ちを言ったら、夫婦喧嘩をしていた時のような怖い顔で叱られると思うようです。

両親の鬼のような形相が、トラウマになってしまっているのでしょう。

夫婦喧嘩の子供への影響7つ!かなりの悪影響が?
(画像=『lovely』より引用)

夫婦喧嘩が子供に与える影響~②自己否定をしてしまう

夫婦喧嘩の子供への影響7つ!かなりの悪影響が?
(画像=『lovely』より引用)

子供や赤ちゃんは、どうして両親が夫婦喧嘩をしているのか分かりません。 ですから、両親があんなに怒っているのは、自分のせいだと思うようになります。

自分がいなくなったら、両親は喧嘩をしなくなる。 自分のせいだと・・・。

それがエスカレートしていくと、トラウマになり、自分は必要のない人間とか、ここにいたらダメなんだというように、自己否定をするようになります。 そして、自分の居場所を見つけようと、家出を繰り返したり、自傷行為を繰り返したり、最悪の場合、自殺をしてしまう子供もいます。

夫婦喧嘩の子供への影響7つ!かなりの悪影響が?
(画像=『lovely』より引用)

自己否定をする子供は、自己肯定ができませんので、自分は幸せになってはいけないと思っています。 ですから、友達を作ることも、恋人を作ることも、自分からは積極的に行いません。 自ら不幸な道を選んでしまうのです。 本当に不幸なことです。

夫婦喧嘩の度に仲裁に入るような、正義感が強い子供ほど、自己否定に陥りやすいです。 気をつけてあげましょう。