お尻の穴を締めるメリット〜座った状態編〜
腰が立つ
まず、お尻の穴を締めた状態で椅子に座ってみましょう。
とても腰に全体重をかけて座ることができなくなるはずです。
お尻の穴を締めると自然と骨盤が立った状態になり、座っている時の腰への負担が大幅に軽減します。
膝が閉じる
さらにお尻の穴を締めて座るとどうしても膝を開いておくことが難しくなります。
逆に座るといつも膝が開いてしまうのであれば、お尻の穴は締まっていません。
膝とつま先を同じ方向に向けておくことは美脚のために不可欠ですが、膝が外に開いてしまう人は、膝を閉じるよりもお尻の穴を意識した方が良さそうです。
骨盤底筋が締まる
骨盤を立てて膝を閉じた状態とは、骨盤底筋も引き締まった状態です。
骨盤底筋だけでなく、腹筋や背筋も締めていることになるので、下腹が引き締まり自然とエクササイズをしているような状態になります。
お尻の穴を締めるメリット〜立った状態編〜
お尻が締まる
立った状態でお尻の穴を締めておくと、お尻がキュッと引き上がり、いわゆるピーマン尻になるのを防いでくれます。
膝や足首にかかる負担も半減するため、足の関節を守ることにも役立ちます。
下腹が凹む
お尻の穴を締めた状態で立っていると、自然と下腹部が引き締まります。
下腹が引き締まった状態を維持することは皮下脂肪の蓄積を妨げ、スッキリとしたボディラインを維持することに不可欠です。
鼠蹊リンパが流れる(反り腰が治る)
お尻の穴を締めた状態で立っていると、反り腰が治ります。
いわゆるコマネチラインと言われるVラインが内側に入らず、床に対して垂直な位置でキープされることで脚のリンパ節の流れが良くなり、脚がむくみにくくなります。
反り腰をやめるだけで体のラインが変わってきますが、その一歩がお尻の穴を締めることと言っても過言ではありません。
お尻の穴を締めると体が変わるは本当!
これまで会陰や膣の引き上げにトライしてきたけれど「よく分からなかった」という人ほど、お尻の穴を意識してみてほしいと思います。
会陰や膣よりも締めやすく、体感しやすいからです。
また「良い姿勢」がわからない人も、お尻の穴を締めると、良い姿勢の意味が少しずつわかるはずです。
お尻の穴を1回締めただけで、体重が何キロも落ちるということはありませんが、体の内側から筋肉が育ち、姿勢がよくなることでボディラインが変わり健康効果も多く得られるはずです。
提供・yoganess
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