「どちゃくそ」という言葉を皆さんは耳にしたことはありますか?会話の中で無意識に使ってしまっているという方もいるのではないでしょうか。「どちゃくそ」という言葉には、「とても」という意味があるのですが、正しい使い方ができるように詳しくみてみましょう!

どちゃくそとは?意味や由来は?

「どちゃくそ」の意味とは?OK・NG例文を使って詳しく紹介!
(画像=『Lovely』より引用)

皆さんは「どちゃくそ」という言葉を耳にしたことがありますか?

たまに会話の中で自然と使ってしまうという方もいるのではないでしょうか。「どちゃくそ」とは大きさの程度を表しており、大きいやとてもという意味があります。

言葉の前に「どちゃくそ」をつけることで、言葉を強調することができます。「どちゃくそ可愛い」や「どちゃくそ重い」など私生活で使ったことはありませんか?

どちゃくそは方言なの?と思う方もいるかもしれませんが、これは方言ではなく、若者言葉のようなものです。広辞苑には載っていないので、正式な日本語としては認められていません。

2013年頃から使う人が増えたと言われていますが、ネットやSNSで使う人が多く、沢山の人が使うようになったようです。

元ネタとしては、お笑いコンビ三四郎の小宮浩信さんがネタの中で使っていたようです。ネタの中でのキャッチーな響きに若者が反応し、日常生活でも使われるようになったのですね。

どちゃくその類語3選!

「どちゃくそ」の意味とは?OK・NG例文を使って詳しく紹介!
(画像=『Lovely』より引用)

「とても」や「すごい」「大きい」という意味のある「どちゃくそ」ですが、どのような言葉と同じように使用するのでしょうか。類似している言葉をチェックしてみましょう!

①めちゃくちゃ

まずひとつ目に類似している言葉は「めちゃくちゃ」です。先程ご紹介した「どちゃくそ可愛い」は「めちゃくちゃ可愛い」という意味があります。

「めちゃくちゃ」と「どちゃくそ」、どちらにも「とても」という意味があります。このように使用する場合は「可愛い」という言葉を強調しています。ただ可愛いというより、「どちゃくそ」や「めちゃくちゃ」をつけることで、より可愛いという意味で伝えることができますよね。

めちゃくちゃには「滅茶苦茶」「目茶苦茶」など漢字もあり、どちゃくそに比べ普段からよく使う方も多いのではないでしょうか。「めちゃくちゃ」と「どちゃくそ」は音のニュアンスも似ていますよね。

どちゃくそという音の選び方が、芸人さんらしいキャッチーさがあり、より強く強調しているように聞こえますね。

②超

めちゃくちゃと同じように、「超」も同じような意味を持ちます。

こちらも、先程ご紹介したように「超可愛い」などの文章で使用しますよね。「超」は普段からよく使うという方が多い言葉ではないでしょうか。「どちゃくそ」と比べて言葉が短いので、使いやすいのかもしれません。

「超満員」や「超音速」など組み合わせる言葉も多いですよね。「どちゃくそ満員」や「どちゃくそ音速」は意味はなんとなく分かるものの、言い馴染み・聞き馴染みがありません。

「超」と「どちゃくそ」は同じような意味を持っていますが、組み合わせる言葉によって使い分けが必要なようです。

③ものすごい

「ものすごい」にも同じような意味があります。

こちらも、先程ご紹介した文章に組み合わせると「ものすごく可愛い」という言葉になり、「どちゃくそ可愛い」と同じ意味を持ちます。「ものすごい」も「超」同様、普段からよく使われる言葉なのではないでしょうか。「どちゃくそ」と比べると、あまり崩れた言葉という印象はなく、今までご紹介した言葉の中でも、一番綺麗な印象がありますよね。

「ものすごい」という言葉は、「もの」が既に「すごい」を強調しているので、とても強い意味のように感じますね。このように「どちゃくそ」には、似たような言葉が沢山あるのです。