気持ちを伝えて、距離を置くことに
「息子たちは会えば仲良く遊んでいましたが、真理子は子どもの成長や、子どもの『できること、できないこと』にとてもこだわるようになっていったのです。マウントとも取れる発言や連絡があまりにも多く、さすがに嫌気が差してしまい最終的には悲しさよりも怒りが湧いてきました。そして、私は彼女と距離を置く決断をしたんです。
『久々に会わない?』と連絡がきたので、『今までみたいに頻繁に会うのはやめよう。否定されることが多くて嫌だ』と返したのを機に、彼女と会うことはなくなりました」
その後は真理子さんから「そんなつもりはなかった」と連絡があったそうですが、子どもの成長について「調べた方がいい」と言われたことが本当に許せなかったと話します。
公園で1年ぶりに再会
「真理子と会わなくなって数か月後、真理子は隣町に家を購入し、引っ越したことを共通のママ友づてで聞きました。そして、たまたま子どもと行った公園で1年ぶりに偶然再会したんです。突然『久しぶり!』と声を掛けられて少し話す流れになったのですが、やはり真理子は変わっていませんでした…。子どもたちは、頻繁に遊んでいたことは覚えていないようでしたが、仲良く遊んでいましたけどね」
偶然の再会に嬉しさより気まずさを感じた奈々さん。そして久しぶりの再会に近況報告をしてきた真理子さんは相変わらずだったとか。
やっぱり変わってなかった
「『うちの子はお勉強が得意みたいで~、習い事もたくさんしてて~…』と息子自慢が繰り広げられたんです。あのときの真理子と変わっていないと感じたのですが、今は家が近いわけでもなく頻繁に会う関係性でもないので上手く聞き流しました。そして『またちょこちょこ遊ぼうよ! 車出せばすぐ会える距離じゃない?』と言われましたが、やんわりとお断りして息子と一緒に帰ってきました。
あの時は子どもが小さく、彼女の存在に助けられていた部分もありましたが、今は子ども自身が自分の意思で仲良くしているお友達もいるので、これ以上マウンティングママ友とは関わりたくないというのが本音です」
ママ友は子どもありきの関係性なので、本当に仲良くなれるのは奇跡に近いもの。関係で悩んだら無理に続けるより一度距離を取ってみるといいかもしれません。
マウンティングママ友と決別した奈々さんは、今後も周りと比べずに、我が子は我が子としてしっかり子育てしていきたいと力強く話してくれました。
―シリーズ「許せない一言」―
<文/鈴木風香>
鈴木風香
フリーライター・記者。ファッション・美容の専門学校を卒業後、アパレル企業にて勤務。息子2人の出産を経てライターとして活動を開始。ママ目線での情報をお届け。Instagram:@yuyz.mama
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