急に泣き出してしまった真理子さんの子ども
「一緒に公園に行ったときに、息子が彼女の子に駆け寄っていきました。いつも通り仲良く遊ぶのかと思いきや、真理子の子どもは急に泣き出してしまったんです。私は、心配になり『ごめんね、今は嫌だったかな?』と声を掛けました。すると真理子に『奈々ちゃんの子が急に来たから怖かったみたい』と言われました。この発言に疑問を感じつつ、息子も急に泣いたり暴れたりする時期があったので、見守っていたのですが…」
子どもたちは2人ともおっとりした男の子で、とても気が合って仲良くしていたからこそ、奈々さんは真理子さんの発言に違和感を感じたといいます。
全部息子のせいにされてモヤッ
「だんだんと真理子は子どもが泣いたり、機嫌が悪くなることを息子のせいにするようになっていきました。『奈々ちゃんの子が急に走ってくるからびっくりしてうちの子泣いちゃったよ』など、冗談でも笑えない発言が増えて…。
2人で仲良く遊ぶことも多かったので、最初はそこまで気にしていなかったのですが、あまりにも『奈々ちゃんの子のせいで』というワードを何度も言われると、いい気分がしませんでした」
最初は「ごめんね」と謝っていた奈々さんですが、おもちゃを取ったり手を出したわけではないのに、息子を一方的に悪く言われることが辛かったと当時を振り返ります。
「調べたほうがいい」と言われ傷つく
「それ以降はなんとなく、真理子と会う頻度や連絡を取る頻度が減っていきました。私なりに『申し訳ない』という気持ちと、『自分が傷つきたくない』、『息子にとって良い環境じゃないかもしれない』と色々と悩んだ結果でした。それでも真理子からは時々連絡が来ていたのですが、会うたびに嫌な思いをすることが増えていったんです」
ママ友関係で悩む奈々さんでしたが、真理子さんから連絡が来れば返していたそう。ところがその連絡の内容にも疑問を感じ始めたと言います。
「たまに連絡が来たと思うと、『元気? うちの子はこんなことができるようになったよ! 奈々ちゃんの子はどう?』と、我が子の成長報告のような内容でした。最初は世間話程度に話したりもしていたのですが…。我が子は未熟児だったため成長がゆるやかだったこともあり、『えーまだできないの? ちょっと遅くない?』と言われることも多く、だんだんとストレスを感じるようになりました。
『さすがに調べた方がいいかもよ?』とまで言われたときは、彼女の発言にデリカシーのなさを感じてしまいました。子どもの成長は個人差が大きいものなので気にしていないことを話すと、更に煽ってくるように『心配じゃない? 大丈夫? 私なら心配しちゃうかも』と言われました…」
未熟児で生まれたことは真理子さんも知っていたのに、自分の子を肯定するのと同時に奈々さんの息子を否定するような発言が増えていったそうです。