顔に肉がつきやすい原因は、表情筋の衰えや運動不足、食生活の乱れなどいくつか考えられます。改善策としては「表情筋エクササイズ」や「ストレスを溜めない」などが有効。今回は顔に肉がつく原因や自宅でできる改善方法についてわかりやすく解説します。
顔に肉がつきやすい!考えられる5つの原因とは?
顔に肉がつきやすい原因には、表情筋の衰えや食生活の乱れなどがあります。
他にも、運動不足などのいくつかの理由が考えられるため、まずは自分がどのタイプなのか把握しましょう。
1.表情筋が衰えている
あまり人と話さない方や、笑う場面が少ない場合、表情筋の衰えによって顔に肉がつきやすくなる可能性があります。
笑う、怒る、泣くといった表情を作っているのは、顔にある30種類以上の筋肉。
表情筋も筋肉なので、腹筋やお尻の筋肉などと同様に、使わないとどんどん衰えてしまいます。
表情の筋肉が弱くなると、顔に肉がつきやすくなるだけでなく、たるみによってほうれい線が目立ち老けて見えるといったデメリットも……。
美容面から見てもなるべく早く対処したいことです。
2.姿勢が悪くなりがち
姿勢の悪さによって血液やリンパの流れが滞ると、体内に老廃物が溜まってしまいます。
また、姿勢の悪さは肩コリや首コリに繋がるため、顔まわりのリンパがスムーズに流れなくなる可能性も。
これらの老廃物が蓄積すると、顔や体に肉がつきやすくなる原因になります。
さらに、むくみだけでなく、自力では落としにくいセルライトが出現するケースもあるため侮れません。
とくにデスクワークなどで長時間座っている方は、姿勢が悪くなっていないかをこまめにチェックすることをおすすめします。
3.体質的にむくみやすい
足やお尻だけでなく、顔もむくみやすいパーツのひとつです。
「朝起きたらいつもむくんでいる」「お酒を飲むと翌日むくむ」などのパターンがあります。
正確にはむくみなので顔に肉がついたわけではありませんが、見た目が気になるでしょう。
体質的にむくみやすい場合は、浴槽に浸かって体を温めたり、マッサージを取り入れたりして日頃から体のメンテナンスをしてください。
むくみたくない日の前日はアルコールを控えることも大切です。
4.運動不足に陥っている
運動不足の状態が続くと、血行が悪くなったり筋力が落ちたりします。
結果として、太りやすい体質となり体全体に余分な脂肪を蓄えてしまうことに……。
もちろん、顔も例外ではありません。
顔まわりに多くの肉がつくと、顔が大きく見えるだけでなく二重顎の原因にもなります。
このような悪循環のせいで、ストレスが溜まり、さらに痩せにくくなるため注意が必要です。
運動不足を実感している方は、まずは軽いエクササイズを取り入れてみましょう。
5.食生活が乱れている
食生活の乱れは顔を含め体全体に肉がつきやすくなる原因です。
例えば、暴飲暴食をしがち、おやつを食べる頻度が多い、アルコールをよく飲むなどが挙げられます。
必要以上のカロリーを摂取すれば、脂肪が体内に溜まってしまうことは避けられません。
塩分や脂質のとりすぎも顔に肉がつく原因となります。
もし、日頃から間食が多いのであれば、口にする食材の種類に目を向けてみましょう。
顔に肉がつきやすい人が注意したい食べ物
顔に肉がつきやすい人が避けた方がいい食べ物は、炭水化物系、ジャンクフード、スイーツの3つです。
各ジャンルごとにどのような食べ物が当てはまるのか、チェックしていきましょう。
ジャンクフード
ジャンクフードには高カロリーかつ塩分を多く含まれているものが多く、顔に肉がつく原因となります。
具体的には、カップラーメンや揚げ物、ハンバーガーなどのファーストフード系。
ジャンクフードにはビタミンやミネラルなどがほとんど含まれていません。
たとえお腹がいっぱいになっても、体が必要としている栄養素はほぼとれません。
カロリーが高く脂肪分も多いため、摂取のし過ぎが健康に悪影響をもたらす可能性もあります。
ダイエット中か否かに限らず、日頃から食べ過ぎには注意したい食事です。
ケーキなどのスイーツ
ケーキやパフェなどのスイーツには、塩分はあまり含まれていません。
しかし、カロリーが高く脂質が多く含まれているため、体全体が太りやすくなる食べ物です。
どうしても食べたいときは、少量に抑えておいた方がベター。
また、スイーツの中でもあんみつは太りにくいと言われています。
理由は寒天に含まれている食物繊維が、糖質や脂質の吸収を抑える働きをしてくれるからです。
このように含まれている栄養素によっては、罪悪感なく食べられるものもあります。
パンや白米などの炭水化物
炭水化物は人体のエネルギー源として必要不可欠な栄養素のひとつです。
そうはいっても、食べ過ぎると余った分が脂肪として体内に蓄積されてしまいます。
炭水化物は白米やパン、パスタ、うどんなど、日頃からよく食べるメニューに使われています。
人によっては知らず知らずのうちに過剰摂取しているなんてことも……。
コンビニやスーパーの中には低糖質なパンやおにぎりを発売しているところもあるため、上手く活用しましょう。