恋人に対して嫌いじゃないけど好きじゃないという感情を持ってしまうことがあります。嫌いじゃないけど好きじゃないという感情から、結婚をためらってしまったり、別れを決意する人もいます。この嫌いじゃないけど好きじゃないという感情はどのようにして生まれるのでしょうか?
嫌いじゃないけど好きじゃない?
付き合い始めたばかりのカップルは、些細なことが幸せに感じることができるほどお互いのことが好きです。しかし、交際期間が長くなってくると、相手のことが好きなのか、嫌いなのか、よくわからない感情になってしまうことがあります。
そろそろ結婚を考えている年齢であれば、「嫌いじゃないけど好きでもない相手とこのまま交際していても良いのか?」と不安になってしまいます。この嫌いじゃないけど好きじゃないという感情はどのようなときになってしまうのでしょうか?また、嫌いじゃないけど好きじゃない状態で、結婚をしたり、別れてしまったりなどしても良いのでしょうか?
嫌いじゃないけど好きじゃないときの心理 (1)倦怠期
長く付き合っていると、一緒にいることが当然の感覚になってしまいます。なので、好きという感情が薄れてしまったような錯覚をしてしまうことがあります。この錯覚によって嫌いじゃないけど好きじゃないような感覚になってしまいます。
このとき、相手のことが好きでなくなってしまったと勘違いして、別れてしまうと後悔してしまうことが多いです。別れてからしばらくして、「やっぱりあの人が必要」と感じて、すぐに復縁するカップルはこの錯覚が原因であることは多いです。
嫌いじゃないけど好きじゃないときの心理 (2)好きじゃなかった
異性からアプローチを受けて嫌な気分になる人は少ないです。特に、告白をされると、その場の雰囲気や、相手のことが嫌いではないという理由から、勢いや流れで付き合ってしまうことがあります。このような場合は、付き合いながら好きになれば良い、少し付き合ってみて判断しようなどと考えている人が多いです。
もともと好きで付き合い始めたわけではないので、しばらく付き合ってから「やっぱり、思ったような人ではなかった」と思ってしまうことがあります。嫌いになったわけではなく、好きになれそうにないということから別れを切り出すこともあります。これは付き合ってからすぐに別れてしまうカップルによく見られるパターンです。
嫌いじゃないけど好きじゃないときの心理 (3)期待しすぎている
誰でも恋愛漫画や、ドラマのような劇的な恋を望みます。しかし、現実にはそのような恋はあまりありません。多くの人はそのことを理解しています。ですが、中には劇的な恋を期待している人もいます。
劇的な恋を期待しすぎると、付き合っているうちに平穏に過ぎていく日々が退屈に感じてしまいます。そのうちに、「自分が求めていた恋愛ではない」と感じ始めます。これは恋に恋するタイプというものです。このような恋愛をしている人は、恋愛をしたいという欲求はあるため、相手のことを好きと思い込んで付き合い始めることが多いです。
しかし、思い込みは長く続かず、ふとした瞬間に覚めてしまい、別れを切り出してくることが多いです。